「蜂女の恐怖」
原題:THE WASP WOMAN
1959年 アメリカ 73分
■監督:
ロジャー・コーマン
■出演:
スーザン・キャボット
アンソニー・アイズリー
バルボーラ・モリス
ウィリアム・ローリック
●あらすじ
スターリン化粧品の美のシンボルとして長年活躍してきた女社長のジャニスだったが、寄る年波には勝てなかった。
最近では広告にも別のモデルを起用するようになり、それに伴って営業成績も落ちていたのだ。
そんな彼女の元に、スズメバチのローヤルゼリーから“若返り薬”を作り出せると言うジントロップ博士が現れた。
ジャニスは自分自身の身体で人体実験を行うことにするが・・・
(Amazonより)
★感想など
「蜂女の実験室」と言うタイトルの方が有名なのかな?
タイトルは知っていたけど、まさかこのタイミングで鑑賞できるとは!
最近のAmazon Primeは1950年代と1960年代のレアな映画を良く放送してくれているから嬉しい。
きっとその辺が好きな担当者が居るんだろうな。
と言う訳で最近は1950年代頃のロジャー・コーマン監督作品を何本か観ているが、1980年代のプロデュース作品とかと比べても
割と手堅く作っているんだなと言う印象である。
設定が突飛なのはSF・ホラーと言ったジャンルだから仕方ないにしても、脚本は決してふざけていないのである。
むしろ脚本にとって重要な、いくら突飛な世界観とは言えそれにリアリティを持たせると言うこと。
ここをおろそかにしていないので、映画として結構キチンとしているのだ。
ところでこの蜂女は蠅男からのインスパイアなのかな?
そう考えるとやっぱりロジャー・コーマンって商売人だね!
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