「ルパン三世 GREEN vs RED」
2008年 日本 79分
■監督:
宮繁之
■出演:
栗田貫一
小林清志
増山江威子
井上真樹夫
納谷悟朗
●あらすじ
舞台は東京。
民間の軍事組織“ナイトホークス”の持つお宝・アイスキューブを目当てに、
緑ジャケットを着たルパンと赤ジャケットを着たルパンが勝鬨橋に現れた!?
橋の上でワルサーを構え、対峙する赤ジャケットのルパンと緑ジャケットのルパン――。
何故ルパンが2人……?!
果たしてお宝はどちらが手にする……?!
不二子や次元、五ェ門はどちらの味方につくのか?
銭形警部は本物のルパンを見分けることができるのか?!
ルパンの素顔とは……?!
登場キャラクターは、ルパンのほか次元、不二子、五ェ門、銭形警部はもちろんのこと、
今回ストーリーの鍵を握る人物として、ラーメン屋でアルバイトをするヤスオとヤスオの恋人でニュースリポーターのユキコが登場。
どこかルパンの風貌を思い起こさせるヤスオと、日々事件に追われアイスキューブに絡む事件も追うユキコ。
一体この2人は物語にどう関わってくるのか……?
★感想など
これは興味があったので、レンタルして観てみた。
思っていたストーリーとは違っていたね。
今までのルパンがパラレル・ワールドのように登場すると聞いていたような気がしていたので
てっきり初代(グリーン)vs二代目(レッド)が争い、最後の最後まで
どっちがルパンか解らない、的な展開だと思ってた。
だが実際は全然違ってたね。
あ、そう言えば長編のルパン観たの、これが初めてです。
勿論クリカン・ルパンを観たのも初めて。
思ってるよりは悪くないんだろうとは思ってたから、そんなに辛くはなかったね。
ただ、もっとモノマネしてるんだと思ってたけどね。
さて、根本的な疑問なんだが、この作品一体何が言いたいんだろう?
主人公の名前がヤスオだったり、次元に
「顔とか関係ねえ。面白いやつがルパンなんだ」とか言わせる辺り
これって未だに続く栗貫ルパンへの批判に対する、スタッフ側の返事なんすかね?
だとしたらラストのルパン像が正に答えですか?
最後、どっちのルパンが勝ってもいいような終わり方にしているが、
ラストの新型ルパンは、どう見てもあっちだよねえ?
でもその「新型ルパン」ってのは、ヤスオ+栗田貫一って事か?
まあどうでもいいが、そこまで面白くはなかったよ。
でも、万引きで捕まったルパンに怒った大量のルパンが集結する所は面白かったな。
今度は是非そういう方向で。
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