レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

蝿男の恐怖

2023年11月08日 18時21分17秒 | 怪獣/モンスター

「蝿男の恐怖」
原題:THE FLY
1958年 アメリカ 96分
■監督:
 カート・ニューマン
■出演:
 ヴィンセント・プライス
 アル・ヘディソン
 パトリシア・オーウェンズ
 ハーバート・マーシャル

●あらすじ
電送装置を開発した科学者自らが行った人体実験。
その時に紛れ込んだ一匹の蝿によって科学者は、頭部が蝿と化した奇怪な姿となる……。
ジョルジュ・ランジュランの原作を映画化したSFホラーの古典。
プレス機によって頭部を押し潰された科学者の死体から始まり、
やがて回想になっていく物語は、こけおどかしばかりの恐怖映画とは一線を画す造りであり、
科学者の身にふりかかった悲劇が次第に明らかになるくだりも見応え充分。
あまりにも悲劇的かつショッキングなラスト・シーンも深い余韻を残す。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
「蝿男の恐怖」と続編である「蝿男の逆襲」
及びそのリメイクである「ザ・フライ」と「ザ・フライ2/二世誕生」は、凄い昔に観たことがある。
そして上記4作品に加えて、「蝿男の逆襲」の続編である「蝿男の呪い」を足した5作品のDVD-BOXを
遥か大昔に買ってそのままだったので、今回思い切って全部観る事にした。
このDVD-BOX買ったの2006年とかなんだね。買った理由は「蝿男の呪い」って、日本でソフト化された事が無い作品で
この当時はこのBOX買わないと観ることができないから、喜んで買ったんだけどね。
なら早く観ろよって感じですな。
さて、まずはオリジナルとなる「蝿男の恐怖」からだが、この時代の映画でカラーなのにまず驚く。
この当時でこの題材の作品にそこまで予算掛けることが出来たのは、一体何でだったんだろうか?
でもカラーなのは観やすくて良い。
ストーリーの方も面白くて、いきなり男が死んでおり、しかも犯人はその奥さんと言う始まりは、
出だしからこちらの興味を引く展開。
さらに男の死に様が、プレス機で頭をぺっちゃんこにして殺されているのだから、その珍しい死に方に興味が惹かれる。
そして徐々に明らかになっていく秘密。
途中で描かれる物質転送機の描写も、いかにも1950年代ぽくて、これが実に味があって最高なのだ。
やがて頭と左手だけ蠅になってしまった男の衝撃。
そして蠅側から奥さんを見た時の映像も素敵で、蠅の複眼から見たと言う設定なので画面いっぱいに
無数の奥さんの顔が表示される映像は、効果大だったろうなと思える。
ラストに登場する、頭が人間で身体が蠅の逆蠅男のアイデアも秀逸で、最後まで楽しませてくれるのが流石だ。
確か昔全部観た時は、このオリジナル版第一作が一番面白かったような記憶があるが
まあこの機会に全て観てみよう。
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『推しが武道館いってくれたら死ぬ』episode 02

2023年11月08日 18時20分56秒 | ドラマ

『推しが武道館いってくれたら死ぬ』episode 02
2022年 日本 24分
■監督:
 大谷健太郎
■出演:
 松村沙友理
 中村里帆
 MOMO(@onefive)
 KANO(@onefive)
 SOYO(@onefive)
 GUMI(@onefive)
 和田美羽
 伊礼姫奈
 ジャンボたかお(レインボー)
 豊田裕大

●あらすじ
地元岡山で開催されるファッションイベント『岡山ガールズフェスタ』に、
ChamJamがモデルとしてゲスト出演することが決定した!
色めき立つえりぴよ(松村沙友理)だが、“出演メンバー未定”という告知に、
人気メンバーではない舞菜(伊礼姫奈)は出演しないのではないかとヤキモキする…
が、結局、赤ジャージ姿で『岡山ガールズフェスタ』へ乗り込んだえりぴよと、れお推しのくまさ(ジャンボたかお)。
オシャレ女子に埋め尽くされた会場で肩身の狭い思いをしつつも、推しの登場をじっと待つ二人。
すると、ChamJam不動のセンター・れお(中村里帆)がランウェイに颯爽と登場!
しかし、ChamJamのことを知らない会場のお客さんたちの反応は冷ややかで…!?
(ABCテレビより)

★感想など
推し活の凄さを、ドラマを通じて知る事が出来る作品。
この第二話でタイトルとなる「推しが武道館いってくれたら死ぬ」エピソードが登場する。
それと古参オタク二人の本気度と、新規オタク君がどんどんハマっていくことを、対比させたストーリー展開は
両方のオタクぶりを楽しめるの構成。
特に新規オタク君が色々と学んでいくところは、オタク活動のことを良く知らないこちら側の人間には大変分かりやすい。
一方、古参ながらもアイドルと絶妙な距離感を取る、くまさは好感度の高いキャラクターだ。
彼には幸せになってもらいたい一方で、えりぴよはちょっと悲惨過ぎないかな。
彼女が推している舞菜は超不人気メンバーで、固定ファンはえりぴよのみ。
握手会の列もゼロ。ファンレターも貰った事がないと言う超底辺人気にも関わらず
熱心に自分のことだけを推してくれる、たった一人のファンであるえりぴよに、あの塩対応はちょっとヒドすぎだと思う。
今のところ推し活動をしている松村沙友理の演技力の高さで楽しめているが
推される側であるアイドル側のキャラクターをもう少し何とかしないと、この先の展開が心配にはなってくる。
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