レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

新・猿の惑星

2023年11月02日 18時10分32秒 | SF/ファンタジー

「新・猿の惑星」
原題:ESCAPE FROM THE PLANET OF THE APES
1971年 アメリカ 98分
■監督:
 ドン・テイラー
■出演:
 キム・ハンター
 ロディ・マクドウォール
 ウィリアム・ウィンダム
 リカルド・モンタルバン
 ブラッドフォード・ディルマン

●あらすじ
「続・猿の惑星」のラストで消滅した地球から過去の世界にタイム・トラベルしてきた
ジーラとコーネリアスを描くシリーズ第3弾。
カリフォルニアの沖合に着水したロケット・カプセルから現れたのはジーラ、コーネリアス、マイロの3人の猿人だった。
ロサンゼルス動物園付属病院に移された彼らは、ディクソン博士と女医ステファニーに
未来の地球からやって来たことを告げる。
彼らは大きな衝撃を社会に与えたが、一般には友好的に迎えられた。
だが大統領科学顧問であるハスレイン博士は、催眠療法を施したジーラから未来の状況を聞き出し、
彼らの存在を危険視する……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
続編としては珍しい展開をみせるパート3。
まさか過去の地球にタイムスリップするとは!
でもこのアイデアは予算削減を考慮してのネタだとみた!
内容の方は過去2作とは人間と猿の立場を逆にしているのがミソ。
過去作の猿よりも本作の人間の方が悪い風に見えてしまうのは何でだろうか。
そんな中アメリカの大統領が結構イケイケの性格なのが可笑しかった。
宇宙から戻って来た宇宙船の中から、人語を喋る猿が出てきたら普通何としても隠ぺいしそうなもんだが
本作の大統領は「こんな事隠しておけないよー」と全国民に発表しろと命令。
さらに部下が猿たちを殺る気マンマンなところも、「武器をもっていない相手を殺す事はできん」と一刀両断。
中々良い人だったのが面白かった。
ラストはもうこのまま完結しても良いような終わり方だったが、
良くあるホラー映画のように続編を作ろうと思えば作れるような終わり方もさせているのは、
本作がヒットした時に続きが作れるようにしたと言う事かな。
コメント
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