いくつになっても煩悩は捨て切れないもので
お金も無いのに、欲しいものが沢山あって困ってしまう。
ここ数日、妙に欲しくて堪らないのが、RC30
つまり、HONDA VFR750Rのことである。
このバイク、1987年製なので、もう22年も前に発売されたものだ。
何故、RC30が良いのかは、原稿用紙10枚分になるので
ここには書ききれないが、HONDAの開発チームの思い入れが
半端ではないのだ。魂がこもっていると言うか何というか。
ヒストリーとか伝説とかストーリーが大事なのだ。
最近のCBRなどと比べると、性能では敵わないけれども
人間が作った物としての魅力は断然VFRの方が上なのだ。
カメラなどでも、最近の一眼レフはプラスチックと液晶パネル
で出来た家電製品に成り下っていて、
全然欲しいという気にならない。
銃もプラスチックのストックが増えている。
性能的にも製造する上でも合理的なのだろうが、
やはり銃は鉄と木で作られたものが良い。
ファーイーストのオークションにキレイなウィンチェスター
M94が出ている。
同じのを持っているのに、うっかり入札しそうになってしまう。
物の価値というのは、数字で表される性能などには
何の意味もないのだろう。
心に直接訴えかけてくる何かが無ければ、つまり欲しいと
思うかどうかが大事だと思う。
家に絵を飾るとき、『モナリザ』なんてタダであげるって
言われても、飾りたいとは思わんもんなぁ
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