俺たちの旅

人生とは夢を叶える旅

禍福は糾える縄の如し

2023-09-13 17:41:47 | Weblog

先週3日に叔父の1周忌で京都に行った。早いものである。

帰りに実家に寄ったまでは良かったのだが

空地の駐車場から出るときにブロック塀に車をぶつけてしまった。

俺が入っている車両保険では今回の事故は対象外だそうで、自腹で約20万の出費

ブロック塀は保険で補償できるが、保険屋が出してきた修理費はまだ概算だが約15万

ブロックを15個積むだけの工事である。

保険屋は現場を確認に行っていなくて業者の言い値らしい。

まるでビッグモーターのようである。

正式な金額がでたら明細を開示させて損保協会か金融庁に相談が必要かも?

 

そして8日金曜日、

朝ごはんを食べてのんびりしていると、何となくフワフワする。

次第に吐き気がしてきた。

トイレに行こうとして立ち上がったがめまいがしてまともに歩けない。

しばらくトイレで吐いて出てくる頃には油汗びっしょりで、もはや立ち上がれない。

廊下を這ってリビングにたどり着いた。

妻がすぐに病院を探して連れていってくれた。

駐車場から車いすで中に入ったが、治療に必要とはいえ書かされる書類の多いこと。

全部妻がやってくれたのがとても頼もしく有り難かった。

問診、聴力検査が終わるころには幾分落ち着いてきた。

コロナのせいか家族は病室には入れないのでここで妻とはお別れ。

退院までは一切面会できない。

脳のMRI検査をして脳梗塞ではないことを確認後、病室に上がって医師から説明。

やはりメニエル病だった。

会社の健康診断の血液検査でさえ恐怖の俺に点滴である。

点滴が終わるころにはめまいも治まっていたので『ひょっとしたらもう帰れるか?』とも思ったが、先生の口から絶望的な言葉が飛び出す。

「火曜日くらいに検査して退院日を判断しましょう」

言い換えれば「火曜日までは帰れんよ」ということである。

妻が着替えを持ってきてくれたり、本を差し入れてくれたり、会社や実家に連絡してくれたりと本当に助かった。

毎日規則正しい生活を送る。

6時起床、8時朝食、12時昼食、18時夕食、21時30分消灯

その間に数回の検温やら回診、4~5時間の点滴

意外と病院食が美味しかったので、つい写真に収めた。

食事以外に楽しみがないのである。

初日から順番に

 

やっぱり健康第一

家が落ちつくね

夕方、近所を少し歩いただけで息があがる。

年内いっぱいは通院治療が続く。

 

 

 

 

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リアリティ

2023-09-02 12:43:00 | Weblog

世の中には数えきれないほどの映画がある。

当然、人によって好みが分かれるわけだが。

俺もいろんなジャンルの映画やドラマを観るんだけれど、一番嫌いなのは設定がデタラメな映画。

例えばちょっと前にも書いたように、プロらしからぬ行動とか、『西部警察』の「そりゃないわ」と言いたくなる銃。

一気にシラケてしまうのである。

時代劇でも一人の主役が大勢を斬りまくったり、助さん格さんは素手で大勢の刀を振り回す悪者と戦ったり。

まあ、『水戸黄門』は昔好きだったからいいんだけど。

その点では『木枯し紋次郎』なんかは味のある良いドラマだった。

刑事物では『特捜最前線』が良かった。人情味もあるし藤岡弘の演技も上手いし、国内のロケで実際に本物のショットガンを撃つシーンもあった。

俳優によっては、その役の職業に長期間密着して役作りをする人もいる。

リアリティを出すためである。

戦国武将を扱った映画やドラマは多いが大抵の役者はいきなり現場で衣装に着替えて、監督の言う通りに演技をするだけである。

当時の人たちが普段どんなものを食べていたのか、なにを大切にしていたのか、如何に戦ったのかという知識など微塵も持っていない。

製作発表会見では「いい映画ができました」とは言うが、努力の方向が間違っているのである。

その道の専門家が見てもシラケない映画が良い映画だと思う。

 

戦国の武器・エグイ使い方 Samurai battle, 16th century

 

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