去年の11月、飲酒運転の男がパトカーから逃走中に軽乗用車と衝突し、助手席にいた女子大学生(当時18)が死亡し、運転していた男子大学生も重傷を負った事件
犯人は衝突までの記憶がない状態で時速105kmで逃走していたそうだが、弁護士は車の制御はできていたので危険運転ではないと主張している。
制御できていなかったから死亡事故を起こしたんじゃないの?
第一、問題はそこじゃなく飲酒とスピード違反と信号無視であって
制御の可否は争点にはならないはずだ。
しかし、卑怯者は少しでも罪を軽くしようと悪あがきをする。
娘を殺された親の気持ちを考える知能もないのだろう。
パリでは8/30から市内の制限速度が30kmに規制された。
さすがに30kmはやりすぎだと思うが環境問題もあって世の流れである。
自動車メーカーに提案がある。
時速60kmでスピードリミッターが作動するような車を作れ。
ブレーキとアクセルを踏み間違えただけで、時速96kmで自転車にのった親子を轢き殺すような性能は必要ない。
60kmまでは普通に加速するんだから支障はないだろう。
ETCを通過したらリミッターが解除されるようにすればいい。
やろうと思えば1日で試作品ができるほどの簡単な作業である。
メリットとデメリットとを比べれば簡単に結論が出る。
悲惨な事故の死者、障害者、その家族を減らすためである。
出来ない理由を並べるやつは自分の事しか考えてないのである。
運転に自信がなく、加害者になりたくない人はそんな車を選ぶ。
売れるのならばメーカーもそんな車種を増やす。
支障がないようなら政治的に規制がはじまる。
ヨーロッパではすでにその流れが始まっている。
日本のメーカーがリーダーシップを取りたいなら率先して動かなければならない。