朝から日差しがジリジリと蒸し暑い。
高温多湿がもたらす不快感は、真夏独特の一つの季節感なのだ
・・・とも、思えばいいのかな。
清々しい姿を見せていた朝顔も、強い日差しには
我慢できず、10時ごろには早々と萎んでしまった。
6月に漬け込んだ梅を、ようやく干すことができた。
Kは、土用を過ぎてから、毎日週間天気予報を見ながら、
干すタイミングを図っていた。
天気を気にするのも、3日3晩日に干して夜露を当てる。
これが、梅干の出来を決める最後の仕上げだからだ。
Kの指示に従って、漬け込んだ桶からキズがつかないように、
一つ一つ干しざるに並べた。
すっぱい香りが広がり、思わずゴクッと生唾を飲み込んでしまった。
自家製梅干作りは、20年以上も前から続いている。
年代を書いた大小のビンが幾つもあり、その年の梅干の出来具合が
ビンに詰まっているようだ。
時々ふたを取っては、そのときの事を話したりすることもある。
今年の梅干は、なかなか上出来で期待できそうだ。
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