歯科医院で治療中に流れていたのはクリスマスソングだった。
まだ１１月中旬だと思っていたら、年末商戦がすでに始まっている。
ケーキ店やファストフード店はクリスマススーの予約。
スーパーや料理店ではおせち料理の予約。
郵便局員が年賀ハガキの注文取に来たのが１０月だから、
すでに先月から年越しの準備が始まっていたんだ・・・・・。
１年の経過が年毎にスピードを上げ、今では子供の頃の
５倍ほどの超スピードで過ぎているように思える。
感覚的には１年が５分の１に短縮した勘定になる。
”そんなに急いでどうなるの”よ。
どこかで聞いたようなセリフだが、１０年が２年で進む勘定で
もあるのだから、うかうかもしていられない。
初めて冬の気配が現れてくるころと言われる立冬は
今日でした。
ず～と暖かな日が続いていたが、ようやく平年並みに戻った。
近所にお茶の生垣がある。
椿に似た小さな白い花が咲いていた。
花びらの中心に、たくさんの黄色いオシベがあります。
山茶花が咲き始めて、何も無かった垣根の色に彩を見せています。
この花が咲き始めると、晩秋の思いもひとしおです。
本来なら、朝晩だけでなく日中にも肌寒さを感じる頃なのに、昼ごろ
は汗ばむほどの気温でした。
ところが、来週早々には平年並の気温になるそうだから、寒暖の差
に身体が大変だ。
早くも晩秋の月です。
山から紅葉が下って、今何処辺りなのでしょうか。
我が家の木々も色づきはじめました。
空気が澄んで空の青さが色濃く感じます。
心なしか景観の輪郭がはっきりし、夜景までもはっきりと
見えます。
秋に飛来する渡り鳥の代表は雁でしょう。
春と秋の二季に渡りをするので二季鳥などと呼ばれます。
それぞれの季節に昔から熱い眼差しを送ってきた鳥です。
その雁の仲間オオヒシクイが１１羽渡ってきました。
茨城県稲敷市の稲波干拓地は、関東地方で雁の最後の
越冬地です。
稲波干拓地は、東日本大震災の被害があり、休耕地が
多く、餌にしている籾が不足することも考えられ、これから
７０羽前後が次々に飛来すると、越冬にも変化があるの
ではと心配している。
