さりげないひと時

さりげない風景の移ろいに自然の気配を感じたり。
静かに流れて来る音楽を聴きながら、コーヒーをのんびり愉しんだり。

潮の香り

2009-04-30 22:08:24 | 季節

海産市場に向かうマイカーや観光バスで、周辺の道路は

数珠繋ぎの状態。

駐車場に入れるまで、1時間以上は待たされると思い

海が眺められる駐車場へ向かう。

 

連休の狭間だからか、予想に反して海辺の駐車場はガラガラ。

学校が休みじゃないから子供連少ないわけだ。

 

波打ち際まで降りていくと、風に運ばれてくる潮の香りが心地よい。

岩場にしゃがみ込んだ男女が、何をしているのかと思い近づいて

見ると、岩にこびりついた岩海苔を採っていた。

干潮なので、岩がむき出しになり、緑色の海苔がビッシリ張り付いていた。

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快晴に風も無く

2009-04-29 15:52:04 | ポタリング

早朝のポタリングは、手や顔が冷たいと感じるほどでした。

でも、数日続いていた風が無かったので、帰宅までの走行キロを

確認したら16km走っていた。

 

風があると、クロスバイクでも向かい風はつらい。

風が無ければこの程度は1時間で走破できる。

 

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公園に飾られた鯉のぼり。

風が無いので、ダラーと垂れたままでメザシ状態(コイザシかな?)です。

 

静かな水面は、空を映し、鯉を映し、天地に対称な二つの絵と

なって、さながら鏡のようです。

 

 

 


鳳台院のシャクナゲの見ごろはいつ

2009-04-28 18:27:56 | 花便り

笠間市に鳳台院という通称達磨寺があります。

日本一の達磨さんがあり、最近ではシャクナゲが素晴らしい

花の寺で知られています。

 

前回訪れたときは花がほぼ終わって、しおれかかった

シャクナゲの山でした。

 

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家の周辺ではシャクナゲの花が盛りなので、さぞ見ごろに

なったろうと思い、一足早く連休前に出かけてみたが、ようやく

所々の何本かが咲き始めたばかりでした。

  

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まだ蕾が固そうで、ゴールデンウイークが終わる頃が見

ごろになるでしょう。

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大きな達磨が園内を見下ろしています。

ありがたいことに入場は無料です。

 

 

 


なんとも開放感のある結婚式だこと

2009-04-26 17:33:01 | シャトーカミヤ牛久

♪タンタカタ~ン ♪♪タンタカタ~

結婚行進曲がシャトーの中庭に響き渡り、赤いジュータンを

ゆっくりと父親のエスコートで花嫁が進んできました。

青空の下で結婚式です。

これから神父の前で、結婚のセレモニーが始まるところです。

 

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シャトーを訪れた人たちや青空と新緑に囲まれ、開放感の

ある野外での結婚式ですね。

昨日のような天気でなくて良かったね。

 

 

 


感動的ですね

2009-04-25 16:25:00 | 音楽

イギリスの教会でボランテアをしている、スーザン・ボイルさんがテレビ

のオーデション番組に出場したときの模様をネットで流しています。

各局のテレビニュースでも紹介しています。

 

審査員の質問に、プロになりたいと言ったが、その年令(47歳)や容姿、

プロの歌手になりたい等のギャップに会場から失笑が漏れるしまつ。

審査員もちょっと呆れ顔を見せていた。

 

しかし、彼女がミュージカルのレ・ミゼラブルの挿入歌を歌いはじめると、

ワンフレーズで審査員や観客はビックリ。

あまりに歌の素晴らしさに、審査員は驚き観客の歓声と拍手が。

そして、その実力に審査員が過去3年間で最高の賛辞と評価を下した。

 

1週間ほど前から毎日見ていますが感動的です。

映画やドラマを観ているようです。

ネット上では、すでに世界中で1億を越える視聴があります。

感動的なので見てみたらいかがでしょう。

ここは日本語に訳しています。 http://www.youtube.com/watch?v=vMVHlPeqTEg

 

 

 


甘い香り

2009-04-24 18:50:38 | 庭の花

カロライナジャスミンが満開です。

甘い香りが漂ってきます。

 

お茶などに利用されるジャスミンとは全く別種の植物で、

モクセイ科のジャスミンとは別の科の植物です。

ラッパ状の形をした1cmほどの小さな花が、満開時期には、

このように黄色い花で全体が埋まるくらいたくさん咲かせます。

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花にはジャスミンに似た強い芳香があるのでこの名前で

呼ばれています。

ツルは1年に2~3mも伸びるので、枝分かれしたツルを

3~4度は刈り込んでいます。

 

 


田植えが始まった

2009-04-23 22:38:15 | 風景

周辺の田圃には水が張られ、田植えに備えて田掻きの

トラクターが動き回っています。

 

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そんな中で、今日田植えの一番乗がありました。

2軒の農家が夕方までに、それぞれ一区画を終えています。

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水が張られた田圃が多くなると、まるで湖が突然現れたようです。

それに、夕方になると、水を得たカエルたちの大合唱です。

 

 

 


甍(いらか)の波と雲の波~♪~

2009-04-22 19:02:12 | 歳時記

男の節句が間もなくです。

男児が生まれると、鯉のぼりや武者人形を飾ったり

しますが、最近では鯉のぼりをあまり見られなくな

っています。

 

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柱の天辺には籠玉、その下に矢車を付け、五色の吹流しを一番上に、

真鯉、緋鯉等を大きさの順に並べて揚げています。風をはらませて、

青空に勢い良くなびかせています。

鯉のぼりを揚げる風習は中国の故事から来ているようです。

急流にある竜門と呼ばれる滝を、多くの魚が登ろうとしたが、

濃いだけが登りきって竜になることができたと言われます。

このことから、本物の鯉のように元気に大きくなることと、滝登り

が立身出世の象徴としても願いがこめられ、鯉のぼりを揚げるよう

になったそうです。

 

 

 


あすはヒノキに

2009-04-21 17:58:27 | 季節

これはヒバの花です。

0904211_2 あまりまじまじと見たことは無いと思います。

この木は別名あすなろと言います。

 

井上靖の「あすなろ物語」を読んだとき、あすなろって何だろうと思い

調べて知ったことを、ヒバの花を見て思い出しました。

  

かなり前のことなので、あらすじは薄れていますが、

天城山麓の小さな村で、血のつながりのない祖母と二人

土蔵で暮らした少年時代からはじまっています。

その後の青春時代、大学、新聞記者から終戦を向かえるまで、明日は

檜になろうと願いながら、檜には永遠になりえない「あすなろ」説話の

持つ哀しさや美しさを、あすなろの木に託した、作者である井上靖の

自伝的小説でした。

 

「あすは檜になろう,あすは檜になろうと一生懸命考えている木」

それがあすなろの由来なのでしょう。

久しぶりにもう一度読んでみよう。