さりげないひと時

さりげない風景の移ろいに自然の気配を感じたり。
静かに流れて来る音楽を聴きながら、コーヒーをのんびり愉しんだり。

お祭り

2012-07-28 21:54:26 | 歳時記

近隣ではこの週末に幾つかの夏祭りが行われています。

神社仏閣を中心にした、昔からの伝統ある祭りが少なくなっている

一方、神仏にはかかわりが無く、町興しを目的にした祭りが多くな

ったように思います。

 

祭りの起源や由来をたどると、豊作祈願や干ばつからの雨乞いと

か疫病封じとかを神社やお寺に祈願した儀式だったのでしょうが、

今では、街を元気付けようと、市民が参加できる一つの大イベントに

なっていますね!。

 

今日、ロンドンオリンピックが華やかに開会しました。

開会式をリアルタイムで観ましたが、これこそ大イベントと言えるでしょう。

ポールマッカートニーが、ビートルズ時代のヒット曲「ヘイ・ジュード」を歌い、

開会式のフィナーレを飾ったのには感激でした。

 

1993年の日本公演コンサートから20年近くが過ぎたが、東京ドーム

コンサートで、後半のビートルズナンバーメドレーに、Kさんと胸を

熱くした時の記憶が蘇った。

オリンピックスタジアムの選手や観衆が声を合わせ、「ラー、ラー、ラ、

ラララ、ラララ、ヘイジュード」のフレーズがこだまし、会場が一体化した

瞬間は、あの東京ドームコンサート会場の時と同様に、思わず一緒に

口ずさんでいました。

 

 


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セミ時雨はまだなのに

2012-07-26 21:31:24 | 季節

夕方の涼風を感じる頃、どこからともなく聞こえてくる

ヒグラシの声!!!。

これを聞くと秋の到来を実感したりします。

 

ところが、夏本番もようやくで、猛暑が到来したばかり、まだ

セミの鳴き声も聞いていないのに、早くも竹林の中から

ヒグラシの鳴き声が響いてきた。

炎天下の日差しが照りつける時刻のヒグラシの声に、

一足早く音の秋の気配か?。

 

薄明の時刻に、あの「カナ・カナ・カナ」と独特の鳴き方が

遠くから聞こえてくると、なんとなく物悲しさを感じさせたり

するものですが・・・・・!。

 

 


大暑が過ぎて

2012-07-23 21:50:58 | 季節

昨日は、暑さが最も厳しくなる という大暑でした。

しかし、本来であれば一年の内で最も暑い時期といわれる

のに、高原の避暑地で過ごしているようなヒンヤリとした

日が続いていました。

 

今までの記憶からすれば、梅雨明けと同時に、カーと日差

しが照りつけ、土用のさなかですから、暑さの真っ盛りと

言うところなのだが!。

 

あす以降は夏本来の暑さが戻りそうです。

これから処暑が来る頃まで、酷暑とか極暑・炎天・油照り・

炎暑等の暑さを表現する極みの言葉が聞こえてきそうです。

 

 

 


上を向いて咲く!

2012-07-20 21:55:13 | 庭の花

ヤマユリが終わりを告げ、こんどはスカシユリの出番になり

薄ピンクの優しい色の花が咲いた。

ユリと言えばややうなだれて咲いていますが、上を向いて

咲くのがスカシユリの特徴です。

 

スカシの名の語源は、花びらと花びらの間に透き間をつくる

ので透し百合と呼ばれます。

 

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幼鳥は巣立ったのだが!

2012-07-17 22:51:19 | 野鳥

早朝の様子では、明日が巣立ちかなと思っていたが、

夕方に親鳥がキーキーと騒々しく鳴くので巣を見ると、

幼鳥たちが、巣からこぼれんばかりに身体をのり出していた。201207171


 

親鳥が近づいて、ピーチョ・ピーチョヨと鳴き方を変えた。

その鳴き声に誘われるように、1羽が巣を出て1mほど

離れた小枝に移った。


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その枝で10分余りかけて、初飛翔の準備をしていたの

だろう、ようやく精一杯羽ばたいて近くの樹木の中に消えた。

 

2羽目、3羽目も同様の行動をとった。

残りの4羽目も飛び立ち、数メートル近くの電線に初飛翔

したのだが、そこに40分あまり動けづ、かたまってしまったようだ。

 

何もさえぎるものが無い電線の幼鳥はまる見え、天敵のカラスには

格好の標的になりかねない。

親鳥にとって大変な事態になった。


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側に止まり、優しく励ますような、また激しく飛べ飛と追い

立てるような鳴き方を使い分け、その場から移動するよう促して

いるが、なかなか飛べない。

その間にも、先に巣立った子供を気遣い、親鳥が樹木の中の

3羽の幼鳥の様子を見に行っては戻るを繰返した。

 

40分ほど経って、なんとか電線から飛ぶことが出来、樹木の中に消えた。

それを見て、思わずKさんと拍手で巣立ちを喜びあった。

 

ところが、ところがです。

喜びもつかの間、お隣さんが幼鳥がカラスにやられている

と言ってきた。

無事に巣立ったことに安堵し、また来年も来ると良いね

などとKさんと話していた矢先の出来事に驚いた。

 

隣の庭先には、今元気に巣立ったばかりのヒヨドリの子が

引き裂かれ、無残な姿で横たわっていた。

最悪の状態を目の当たりにし、これにはKさんも落胆した。

昨年の二の舞だけはと、1ヶ月近く見守り続けてきたのに。

何てことか。

ヒヨドリが激しく鳴く方向を見ると、そこにはカラスに向かって

行く2羽の親鳥の姿だった。

残りの3羽を守るため、ヒヨドリはカラスを攻撃したのだ。

その激しさに驚いたカラスは飛び去ろうとしたが、ヒヨドリ夫婦

はさらに追いかけた。

1羽の犠牲があったが、ヒヨドリ夫婦の子供をろうと立ち向かう姿に

感動し、少しは救われた気持ちにはなれた

 

最後の最後に、思わぬアクシデントに見舞われたが、なんとか

3羽が成長してくれることを祈りたいものだ。

1ヶ月にわたるヒヨドリの子育ては、梅雨明け間近の炎天の日

に終わりをつげた。

 

今まで過ごしていたハナミズキの根元を掘って埋葬してあげた。


そのごのヒヨドリの子育て

2012-07-15 09:06:38 | 野鳥

早起きしたので、早朝のウオーキングをした。

多少風があり爽やかさを感じながらの40分余りだったが、

昨日と同様に湿暑の一日になると予報していたので、熱中症に

は気をつけなくては。

 

その後のヒヨドリの子育ては、以前の巣立ちまでの日数からみると

のんびりしたもので、ようやく羽の形が見え始めたばかりだ。

5時半ごろ、すでに親鳥2羽は忙しく巣に餌を運んでいた。

巣の場所を下から見上げていたら、餌を運んできた親鳥が、近くの

電線に止まり、餌をくわえたままなので、いつもの甲高い鳴き声

が出せないのだろう、小さくギヨ・ギヨと鳴き、そこをどけと言ってい

るかのようなので、その場を離れて様子を見ていたら、3度ほど

止まる場所を変えて巣にたどり着いた。

かなり警戒しながらの餌運びのようだ。

 

Kさんの”ヒヨドリ子育て見守り”も3週間になり、そろそろお疲れの

ご様子なので、そろそろ無事に巣立って欲しいな~。

ヒヨドリ君頑張ってくれ たのむよ。

 



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ヤマユリの豪華な花姿

2012-07-11 10:39:09 | 庭の花

昨日、今にも開きそうな蕾に顔を近づけると、ほのかに香りが!。

 

思っていたように、今朝庭に出るとホワー~と香りが漂っていた。

その香りは、濃厚な甘いとでも言うのでしょうか、特に朝が強い

ようです。

4本とも同時に開花したのは予想外でした。

 

白地に黄色い帯状の筋と、えんじ色か紫褐色の細かい斑点が

特徴でなんとも豪華な花姿です。

名前の語源が、大きい花が風に吹かれ、「揺り」動くからユリだと

何かの本で知りましたが、開くとさらに重みを増して耐え切れなく

なるので支えをしてあげます。

Kさんが花の中で一番好きなヤマユリです。

 

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ヒヨドリの雛誕生

2012-07-08 16:12:46 | 野鳥

卵を抱えて12日目、ようやく雛が誕生した。

カラスの影響か、最初の頃は巣から出たり入ったりが忙しく、落ち着

いて抱卵もできない様子だった。

カラスの様子に気を使いながら(ヒヨドリもでしょうが、私たち夫婦も)

気を揉んでいた。

巣の近くに、麦藁帽子とハンガーにシャツを掛け、カカシに見立てて

置いたのは多少効果があったと、Kさんと自我自賛。

まるで親になった気分だね、などとホッとしている。

 

ただ、巣立つまでは気が許せないので、あと10日前後は緊張が

続く。

それまでは何処へも出かけられないねとKさん曰く。

ここまで来たのだから、巣立つまで見守ってあげなければ。

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ピアニスト仙波和音さん

2012-07-07 19:26:14 | 音楽

現在スイスで、さらに研鑽を続け活動を行っている仙波さんが

一時帰国すると聞きました。

 

これまでに、帰国するたび、多忙な時間を割いては何度か演奏

を聴かせてくれました。

ほんとうにかぎられた人たちだけでのミニコンサートで、ピアノが奏で

るその旋律と音の響きに堪能し、とても豊かな気持ちになれたのと

そんな空間はとても贅沢なことでした。

 

こんどの一時帰国では、地元でリサイタルを開くそうです。

その案内が手に入りました。


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ハマナスの花が鮮やか

2012-07-03 08:44:56 | 庭の花

開いたばかりのハマナスの花に、蜂が群がって蜜を吸って

いた。

 

この色は赤紫色とかマゼンダ色とでもいうのでしょうか!。

昨日の早朝までの久しぶりの雨で潤ったのでしょう、朝陽が

あたって、緑の葉に覆われた花色が、一段と鮮やかでまばゆ

いばかりです。

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ヒヨドリはまだ卵を温めています。

雛の誕生は間近でしょう。