二人がいつも歩いた道は、伊勢佐木町周辺で食事をし、関内駅前
から、まだ横浜スタジアムに立て替える前の横浜球場のあった横浜
公園を抜け、銀杏並木の日本大通り、中央郵便局を右折し、シルクホテル
前から山下公園までがコースだった。
当時からすれば、今は近代的なビルが立ち並び、この界隈もすっかり
様変わりして、今風のお洒落な街並みに変わった。
海風を身体に感じながら、Kさんと当時を思い出して、ホテルから
山下公園までのほんのチョッとの夜の散歩を楽しんだ。
なにもかも変わってきた中で、氷川丸とマリンタワーだけが、唯一40数年前
を蘇らせてくれた。
梅雨時の天気にも関わらず、ホテルからの夜景はまづまづ。
大桟橋から、みなとみらい地区のビル群の部屋灯かりが、
横や立てに並んで建物をシルエットで形作っています。
やはり戻り梅雨なんでしょうね。
関東甲信越だけ梅雨明け宣言してから、梅雨末期の
ザーザー降りが西日本で続いています。
山口県では、集中豪雨で大変な被害が出てしまいました。
毎年今ごろは、雨をもたらす前線が、よく日本の上を通る
そうです。
早く太平洋の亜熱帯高気圧が強まって、梅雨前線を北へ押し
上げてくれれば、スカッと晴れ上がるのですが!!!。
横浜はY150で、相変わらず色々なイベントで賑わっています。
大桟橋には米軍のイージス艦が横付けされ、12時から15時まで
一般公開をしていました。
あわよくば乗船できるのではと、甘い考えで受付に出向いたら、
11時の受付開始で、2,000人の整理券は15分で無くなった
そうです。
いつもは大型客船が係留している大桟橋に、イージス艦は小さく
感じました。
それでも8,000トン以上あるそうです。
これ1艘の値段いくらでしたっけ、たしか1,200~1,300億円でしたよね。
そうだY150に行こう。
今日は開港記念日だし。
思いついたら速実行。
と言うわけで、電車で出かけることになった。
横浜駅からシーバスで山下公園に。
下船してリニュアルしたばかりのマリンタワーへ直行。
タワーの2階へ上がった階段のところにジュークボックスがあった。
真珠採りのタンゴが聴きたくて、幾度と無くその場所に足を運んでいた。
今その面影はなく、洒落た都会的空間に生まれ変わっていました。
タワーてっぺんのの展望フロアーからは、横浜の街と海が一望できる。
当然、街や海の風景も一変していました。
当時の面影を探してみたらありました。
貨物の積み下ろしがまだ人力だった頃、大勢の港湾労働者が働いていた
山下埠頭と倉庫群は健在でした。
記念日にあわせたイベントが目白押しで、海上では巡視船や護衛艦、
放水艇などの船舶のデモンストレーションがあったり、空ではブルーインパルス
による華麗な飛行を楽しませていました。
とにかく今日一日のイベントの数が、何処に行こうか迷うほどあった中から、
野外ライブ中心の赤レンガ倉庫に決めた。
幾つかの仮設ステージで、それぞれのジャンルの音楽で盛り上がっていた。