さりげないひと時

さりげない風景の移ろいに自然の気配を感じたり。
静かに流れて来る音楽を聴きながら、コーヒーをのんびり愉しんだり。

カノコユリが咲く

2009-07-31 21:13:48 | 庭の花

窓を開けたら、冷ややかさを感じるほどの爽やかな朝でした。

昨日の蒸し暑さは何だったのでしょう!。

 

庭のユリは、スカシユリ、ヤマユリ、カサブランカの順に咲き、

最後を飾るカノコユリが咲きはじめました。

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花が下向きで大きく反り返っています。

紅色の斑点模様を、鹿の子絞りに見立てた名だそうです。

ユリの花は、華麗で気高さがあるので、切花を飾るだけで

も、あたりに清らげな空気を漂わします。

 

 


数時間で尽きてしまうが

2009-07-30 16:49:29 | 季節

夏の間、大輪で鮮やかな花が朝を彩ります。

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毎朝、新しい生命が生まれては露のように消えていく。

夜明けとともに開き、日が当るとしおれて終わります。

つかの間の、みずみずしさと涼やかさに、朝起きると

必ず柵に這い上がった蔓の前へ足が向いてしまいます。

 

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ほかの朝顔はとっくに咲きはじめたが、桔梗朝顔は

今朝ようやく咲きました。

何時もの年ならば、10日前頃には咲きはじめていたから、

今年はかなり遅い開花です。

おそらく肥料の遣りすぎが原因だろうと思うのだが!。

 

朝顔はいのち淡い一日花ですが、それこそ、塵など身に

つけることなく、清く鮮やかに一気に花は終わります。

一日花と言うより、数時間で尽きてしまうので半日花と

言えますね。

 

 


ヒヨドリ夫婦の子育て(その5)

2009-07-29 19:11:13 | 野鳥

ヒヨドリのヒナが巣立ちました。

昨日昼ごろ、親鳥が巣のあるエゴの木と10mほど

離れたムゲの木を、何度も行ったり来たりしていた

ので、いつもと様子が違うなと思った。

おそらく、親鳥がヒナ達が巣立つため、巣から飛び立つ

方法を教えていたのではないだろうか。

 

その様子を見た後に外出して、暗くなってから帰宅

したので、その後のことは確認できなかった。

今朝、親鳥の出入りが無いので、巣を覗いたら

ヒナの姿は無く、空巣になっていました。

 

毎日の成長をKさんと楽しみに見守ってきたので、

巣立ってしまうと、一抹の寂しさを覚えます。

でも無事に巣立ったことを喜び合いました。

 

 

相変わらず不安定な天気が続いています。

高温多湿の典型的な梅雨の名残です。

雲のもとになる水蒸気が多いからでしょうが、水分をタップリ

含んで重そうな雲のかたまりが、南から北へ流れて行きます。

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あと数日は続くそうだが、日照不足で野菜の値が上がっ

ているそうです。

こんな天気が余り長く続けば、経済にも影響がでてくるの

で心配なことです。

 

 


若者中心でした

2009-07-28 22:38:20 | 街並み

車で20分の場所に、1ヶ月前にオープンしたばかりの

アウトレットモールに行ってきた。

 

アメリカ西海岸の街並みをイメージした造りが、

何も無かった広大な土地に、突然一夜城のごとく出現

したかのようです。

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ウイークディーにもかかわらず、人、ヒト、ひとが集り、

軒を連ねる店舗間を渡り歩いていました。

多くの店が若者向けが中心で、私たち世代からすれば、

さほど購買意欲をそそるようなものは見られなかった。

 

昨年末から、周辺には大型ショッピングセンターが2箇所

オープンし、競合を余儀なくされているだろう。

いずれの場合も若者中心の店が多く、あまり特色が無い

のが気になる。

 

 

 

 

 


稲穂に蓮の花の清々しさ

2009-07-27 18:31:53 | 風景

梅雨が明けたと発表してから、不安定な天気が続いて

いますが、この気象状態はどうなっているんでしょうか!?。

 

7月下旬になると、連日の炎天がこれから1ヶ月も続くのか

と思い、うんざりもするが、早く安定した夏空になってほしい

ものです。

 

稲田はは、穂が出はじめた。

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早いところではこれほどに生っています。

垂直に延びた穂は、籾が熟すにしたがって、少しずつ垂れ

あと1ヵ月後の8月末には一斉に稲刈りが始まります。

 

稲田が広がる所々に蓮田がある。

蓮は夜明けには花を開きます。

開くときにポンと音がするというが、それはマユツバらしい。

 

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大輪の花と大きく広がる葉は、豊かで清々しく多様な

表情を見せています。

咲いてから4日ほどで花びらが一枚一枚散り、中心部

の花托(かたく)だけになる。

そこに蜂の巣状に種子が実り、その実を菓子に利用される

いるようだ。

 

 


ヒヨドリ夫婦の子育て その4

2009-07-26 21:16:24 | 野鳥

朝早くから、親鳥はかいがいしく餌を運び続けています。

餌を持って巣に戻るときは、相変わらず周辺に気を配り

ながらの警戒感は変わっていません。

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ヒナは口を開け、できるだけ首を伸ばしきって、餌を先にもら

おうとしているのでしょう!。

一日中、親鳥からの餌を首を長くして待っています。

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晴れのち雨のち晴れ

2009-07-24 22:28:15 | 天気

今朝は不安定な天気に慌てた。

雲間に青空が見えていたので、まさか雨が降り出す

とは思わなかった。

 

6キロほど走った頃、ポッリポッリと顔に水滴が当り始めた。

ユータウンして、時速22km前後のスピードで家を目

指しフル回転。

普段の速度は16~7km、たった5km程度の差な

のだが、道路環境によって多少の差はあるものの、

20kmを越えた速さは、私には危険領域の速度になる。

すぐそのことに気が付き、いつもの速度に落として、濡れ

ながら家路に着いた。

 

でも、その雨は家に着くころには上がり、急ぐことも無かった。

どこかで雨宿りをしていれば濡れなくてすんだのにトホホ。

 

住宅街を走っていたら、桃の匂いがただよっていた。

桃の木に熟した実がたわわに。

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ほったらかしにしているのか、木の根元には落下した桃が

山になっていた。

それが匂いを発していたわけでした。

鳥が来ないのかな~。

もったいない。

もし我が家であれば、きっとジャムにするぞ~。

 

 

 


ヒヨドリ夫婦の子育て その3

2009-07-23 18:36:58 | 野鳥

青空を久しく見ていなかったので、つかの間の晴れ間は、

その青さが懐かしくさえ思えました。

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ヒヨドリの子育ては、タマゴを発見して10日目になります。

餌を食べ始めたらしく、巣から親鳥の出入りが頻繁になっ

てきました。

巣への出入りには、想像以上の気の使い方です。

餌を持って帰ると、まず巣から20mほど離れた電線に止まっ

てキョロキョロ。

次に、近くのロウバイの枝に移動、さらに物干し竿に止まって

キョロキョロ。

ようやく巣の有るエゴの木の一番下の枝に止って、ここでも

すぐヒナの傍には行かない。

ようやく安全と判断してから、巣に移動する。

カラスや猫などの天敵を警戒しているのでしょう。

親鳥が餌を持ち帰ったとき、巣の近くに居たら、鋭く威嚇するよ

うにギーギーと鳴いた。

 

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親鳥夫婦が、巣から離れたすきに覗いて見たら、なんとか羽の

形が出来てきたようです。

ヒヨドリ夫婦の子育ての大変さは、人間と少しも変わらないね。

 

 

 


イージス艦が小さく見えた

2009-07-22 19:31:51 | 街並み

今日の皆既日食は天気が悪くてあいにくでした。

やはり戻り梅雨なんでしょうね。

関東甲信越だけ梅雨明け宣言してから、梅雨末期の

ザーザー降りが西日本で続いています。

山口県では、集中豪雨で大変な被害が出てしまいました。

 

毎年今ごろは、雨をもたらす前線が、よく日本の上を通る

そうです。

早く太平洋の亜熱帯高気圧が強まって、梅雨前線を北へ押し

上げてくれれば、スカッと晴れ上がるのですが!!!。

 

横浜はY150で、相変わらず色々なイベントで賑わっています。

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大桟橋には米軍のイージス艦が横付けされ、12時から15時まで

一般公開をしていました。

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あわよくば乗船できるのではと、甘い考えで受付に出向いたら、

11時の受付開始で、2,000人の整理券は15分で無くなった

そうです。

いつもは大型客船が係留している大桟橋に、イージス艦は小さく

感じました。

それでも8,000トン以上あるそうです。

これ1艘の値段いくらでしたっけ、たしか1,200~1,300億円でしたよね。

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二つ目の誕生

2009-07-21 15:42:50 | 野鳥

ヒヨドリが誕生した日にもう一つの出来事がありました。

それは昨夕のことですが、セミが羽化するところを

目の当たりにしたことです。

 

夕方7時頃、セミの幼虫がハナミズキの幹を、つめでしっかり

固定しながら、ゆっくりした歩みでイッチらオッチら昇り始

めているところでした。

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3~5年地中で暮らし、ようやく地上に出てきたところでしょう。

幹から枝へ、幾つかの小枝からさらに小枝へ。

やがて2mほどの高さにある枝先の葉っぱで静止した。

 

動かなくなって15分もしたら、背中の部分が割れて羽化

が始まった。

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スローモーションのように、殻から徐々に抜け出す様子は、

神秘的でした。

ほぼ抜け出し、殻に尾がかろうじてぶら下がった状態は、

不安定で落ちはしないかと心配になるほど!。

 

そして驚いたことに、ぶら下がった状態から、身体全体を

反り返らせ、起き上がったことです。

腹筋でもするかのようです。

ぶら下がった尾が、はずれはしないかとまた心配に!。

すご~い、起き上がって頭が上になった。

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ここまで進むとやはりセミらしくなった。

でもセミの形はしているが、まだ白く透き通ったままです。

羽の形がハッキリしてきたら、羽の縁のアクアブルーが

きれいです。

 

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時間の経過と共に、羽が乾いて色が変わってきた。

ここまで約4時間が経ちました。

  

今朝5時20分には、すでにここから飛び立つて、殻

だけが残っていました。

セミの幼虫から誕生までを、生で目にした神秘的で

感動的な夜でした。