さりげないひと時

さりげない風景の移ろいに自然の気配を感じたり。
静かに流れて来る音楽を聴きながら、コーヒーをのんびり愉しんだり。

映画剣岳と音楽

2009-06-30 18:55:24 | 映画

映画「剣岳」点の記を観てきました。

CG等を一切使わず、すべて現地撮影をしたと言われるだけに、

北アルプスの素晴らしい景色を目の前にして、まるで自分がそこ

に佇んでいるような錯覚さえする映画でした。

 

映画全編に流れる音楽は全てクラシック曲でした。

ヴィヴァルディの「四季」から春・秋・冬、

マルチェルロ「オーボエ協奏曲ニ短調 第2楽章」

バッハの「G線上のアリア」

ヘンデルの「ハープシコード組曲サラバンド」

アルビノーニの「アダージョ」などです。

 

特に、ヴィヴァルディの「四季」から「秋」のメロディーは紅葉に染まる

北アルプスにピッタリです。

「サラバンド」と「オーボエ協奏曲」は何回か登場します。

剣岳案内人の宇治長次郎が、息子からの手紙を読んでいる場面に

「G線上のアリア」が流れていたのも印象的でした。

 

この映画の音楽担当が作曲したものではなく、バロックから古典派の

作曲家の名曲が、このストーリーによくあった作品だと思います!。

 

 


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1 コメント

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 8月8日(土)のテレビ放送にて、偶然『剱岳~... (佐藤克文)
2010-08-09 18:01:46
 8月8日(土)のテレビ放送にて、偶然『剱岳~点の記』を見ました。
 感動的な内容でした。それと同時に映像がとても美しく、かつ使用されている「バロック音楽」が、映像の美しさ・俳優さんの力量・監督さんの魂を、深く心に刻み付けてくれました。
 もともと「バロック音楽」は苦手で、「サラバンド」「オーボエ協奏曲」は初めて拝聴した曲でした。
 一年以上も前に、既に作曲者と曲名を投稿して下さっていたことに、心より感謝申し上げます。
 改めて、「バロック音楽」の『剱岳』に踏み込んでみたいと思います。
 さて、何合目まで登ることが出来るやら!?
                                  感謝
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