さりげないひと時

さりげない風景の移ろいに自然の気配を感じたり。
静かに流れて来る音楽を聴きながら、コーヒーをのんびり愉しんだり。

4年ぶりのコンサートへ

2017-01-26 23:37:08 | Kさんへ

もっともっと前のようなきがする。

いつもKさんと地下鉄を降りて、コンサート会場まで心を馳せながら

向かっていた頃がよみがえります。

 

長女と待ち合わせた駅から続く長い地下通路を進み、そこから出ると、

ビル群に囲まれた大通りに出る。

Kさんと何度も歩いた見慣れた風景のまま。

 

このホールに通い始めた20年数年前の頃は、六本木駅から20分ほど歩く

距離でした。

あまり歩くことが得意でないKさんには大変でした。

新橋駅からバスにしたこともあった。

 

4年前、オルガンが聴きたくて、サンサーンスの交響曲第3番のコンサートが

このホールでの最後でした。

最終章の4楽章のはじまりから、パイプオルガンと弦楽器と管楽器、ピアノ、

全ての楽器が、音のシャワーで体全体を包み込み、凄い「高揚感」に包まれ

た感動は未だに忘れません。

Kさんと、余韻に浸りながら駅に向かいました。

 

今日の隣の席は長女でした。