梅雨の時期、ドクダミは他の雑草よりはるかに繁殖力が強い。
根を張って広がるので、退治するには掘り起こして根っ子を
すべて除去する以外に無さそうだ。
白く4枚の花弁のように見える部分は本当の花弁ではなく、
総苞片(そうほうへん)と呼ぶ器官で、中心の黄色い部分が、、
小さなたくさんの花の集合体のようだ。
除草するときには、素手ですると匂いがついていつまでも残る。
しかし、開花期に刈り取って乾燥させたものは、煎液にする、
特有の臭いはほとんど無い。
近所の方が、毎年ドクダミを軒下にぶら下げて乾燥し漢方とし
て利用している。
解毒剤として、利尿作用や動脈硬化に良いのだそうだ。
やっかいな雑草だが、ある一面では助けになっていることもある。
早くもヒグラシが鳴き始めているのにはちょっと驚きです。
竹林や木立の中から、かなりの数が鳴いているが聞き取れます。
夕方の日暮れ時に鳴くので、「日を暮れさせるもの」として
ヒグラシの和名がついたそうだが、とは言っても、日の出前
の早朝にも鳴いているのを聞きます。
早朝、厚い雲がたちこめていたが雨はダイジョウブだろう
とポタリングに出た。
雑木林の藪に、白く点々とカラスウリの花が、まだ萎まないで
幾つも開いた状態で残っていた。
いつもと同じ時間でも、薄暗いからだろうけど、夜明けごろか
夕方の暗くなり始めてからでないと、なかなか見られない花です。
明るいうちは蕾のままで、暗くなるのを待って咲き始めるからです。
そして日が昇ってくる頃には萎んで花は終わります。
夜だと、もっと白くレース編み状に広がった花を見ることが出来ます。
昨夜の雨で少し痛んでいるようです。