尋常ではない暑さ続きで、人間ばかりか草木もへばってっている。
今年は、鉢植えの草花を極力少なくしたので、夏の水遣りが楽になる
はずだった。
しかし、この日照り続きで土はカラカラ。
数日前から朝起きたらする事に、まず草木への水遣りになった。
暑い中にも、稲の匂い、虫の声、スーパーには梨や葡萄が、夕方に
吹く風にも、心なしか秋の気配を感じます。
暑さもあとすこし、あとすこし！。
何ヶ所もの田んぼに、稲刈りのコンバインが出ていた。
風に運ばれてくる稲の香りは、秋の香りです。
棒杭と竹をたくみに使った”オダ”に稲を干す光景は、すっかり影を
ひそめ、今や刈り取りから脱穀までコンバインが、その後の乾燥から
袋詰めまでの何役も機械がこなしてしまう。
コンバインで刈り取った稲を脱穀し、貯め込んだモミを農道にある
搬送用トラックに吐き出していた。
機械化された農作業なので、１ｈａあまりをまたたくまに刈り取ってしま
うので、どこの田んぼにも人影は少ない。
作業は夫婦２人で十分なのでしょう。
田園は、一足先に秋の風景です。
友人から暑気払いをしようと誘いがあり、友人行きつけの店に
出かけた。
この店評判の、いわし料理などを酒の肴に、冷えた生ビールは、
連日の酷暑もあって涼飲が進み、少々飲みすぎたようだ。
店を出ると、満月が周囲を照らしていた。
月見は中秋が一番かもしれないが、今夜の月もなかなかだ。
それに雲ひとつ無い夜空にちりばめられた数知れない星。
酔いも回ったのか、満月の月と星の光は、なんとも幻想的でもある。
ドビッシーのこの曲がぴったりの夜です。
http://www.youtube.com/watch?v=tWHfSziihdI&feature=related
「月の光」です。
早朝からヒグラシとアブラゼミの大合唱です。
腹の底から声を出しているという感じがする。
地中に5年、ようやく成長し地上に出てきても2週間ほどの生命。
頑張れよと声もかけたくなる。
シャトーのワイン用葡萄が熟し始めている。
それを狙ってなのだろう、カラスが集まっていた。
予防に、ネットが張り巡らせてあるが、どうにかして入り込もうと、
畑の周りを歩き回っていた。
パーンと手を叩いてやったら、驚いて飛び出した。
その数は３０羽余り。
この数で入り込まれたら、またたくまに食べ尽くしてしまうだろう。
野菜畑が多い道筋の、いくつかの野菜畑の中に、背丈が私の身長
ほどもあるゴマを栽培している畑がある。
いまが花の開花期です。
花の近くに寄ると匂いがします。
ゴマ特有の摺りこんだときの芳ばしい香りとは違います。
花の匂いなのでしょうか？。
今日は処暑ですが、いっこうに猛暑はおさまりそうもありません。
残暑も一息つける時期なのですが！。
この暑さはいつまで続くのでしょう。
これまで劣勢だった大陸の冷たく乾いた高気圧に、頑張ってもらう
しかないですね。
今日は花火大会でした。
明日の日曜日が花火だと勘違いしていた。
Kさんが、日が暮れだしたころ、花火を見に行きたいと言い出したので、今日
であることに気がついた。
７時半をまわっていたが、３０分は見られるだろうと、車を走らせた。
鮮やかに夜空を彩る色彩、それに腹に響く大音響が花火の醍醐味ですが、
近くからは無理なので、３ｋｍほど離れた田んぼの中の農道に駐車しての
見物でした。
花火は夏の風物詩ですね。
３００ｍｍを使って撮ってみました。
なんでも長太郎さんと言う方が交配して作ったゆりなので、この名が
ついたそうです。
実がはじけて種が飛び、どんどん範囲が広がって、いまではご近所
の庭や垣根に、それに空き地にまで咲いています。
まるで野生化したように繁殖し、２年目には花が咲きます。
昨日の３７℃より幾分涼しかったかな？。
とは言うものの、今日も３４℃だから暑い・・・暑～い。
誰が言ったか忘れたが「言うまいと 思えど 今日の暑さかな」のように、
暑い、暑い、と会う人ごとに同じことを言ってしまう。
外に出たら、ガシャガシャガシャ・ガシャガシャガシャとやかましく虫が鳴い
ていた。
数が少なくなっていると言われるクツワムシでした。
Kさんも呼んで、鳴いている垣根の中に懐中電灯をかざしてみると、虫の仲間
でも大型のクツワムシが、羽根を震わせていました。
スズムシとかマツムシとかの美声とは違うが、一生懸命鳴いていた。
ちょっとした涼しさに誘われて鳴きだしたのでしょう。
暑いとは言っても、秋の気配はそこまで来ているのですね。
幅５０ｍ、長さ１００ｍ以上はあるだろうか、昨秋のこの畑はコスモスで
見事でした。
今年も見られるのかなと思いつつ、その場所に行ってみたら、なんと
今年はヒマワリ畑に変身でした。
コスモスの咲くころに出かけていたら、おそらくヒマワリの花は終わった
後だったでしょう。
それも、ちょうど見ごろだったのでラッキーでした。
ヒマワリの花は、朝は東を向いていて太陽を追いかけながら夕方に
は西を向くと言われます。
しかし、これは成長過程のころには向きを変えているが、それもつぼみ
を持つころまでで、花が咲くころには東を向いたままなのです。
畑に行くには、西側の道路から１００ｍほど入るので、花が東を向い
ているから、車の通る西側の道路からは、花が咲いているが目立
たないので、あまり気が付いていないのでは！。
日の出を見ようと、早起きをして霞ヶ浦湖畔に出た。
昨夜の天気予報では晴れだったのに、日の出の時刻の５時ごろの東の空は、
雲で覆われていた。
風が無く静かな夜明けです。
空も湖も一体になる。
雲間から、かすかに陽が射した。
陽が反射し杭とその影が湖面に落ちる。
水蒸気をたっぷり含んだもやがかかり、今日も暑くなる前触れです。
堤防には「待宵草（マチヨイグサ）」が、これが黄色だと言わんばかりの綺麗な
花色を見せていた。
歌では「宵待草（ヨイマチグサ）」ですね！。
花が夕方咲くから「待宵草」ですから、早朝だからこそ美しい姿がまだ見られ
るのです。
９時ごろには萎んでしまうので、早起きしないと見られません。
一夜花なのです。
日の出と「待宵草」、早起きしないと見られませんよ。