さりげないひと時

さりげない風景の移ろいに自然の気配を感じたり。
静かに流れて来る音楽を聴きながら、コーヒーをのんびり愉しんだり。

年の締めの花ツワブキ

2010-11-29 18:01:07 | 庭の花

我が家の草花で、その年の締めを飾る花はツワブキです。

今年は夏の暑さが影響したのか、花が少ない。

葉の間から花茎を伸ばし、その先端に直径5cm程度の黄色い花

を咲かせる

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艶葉蕗(つやばぶき)と言われるぐらいだから、厚みがあって

つやのある大きな葉が特徴です。

 

秋に九州を旅行したとき、鹿児島の開門岳周辺に多かったの

を思い出す。

本来は暖かな地方に多いのかも知れない。

公園などに、岩の間や樹木の周りで見かけるので、日陰を好

むのかもしれない。

 

 


黄落

2010-11-27 16:24:16 | 季節

鮮やかな紅葉の時期も、またたく間に枯葉舞う時期になっ

てしまいました。

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(牛久市奥野 観音寺)

 

今年の紅葉は、平野部でも最近には無い色づきを見せました。

300年以上のイチョウと樹高15mのモミジがある市内の寺院

に出かけた。

イチョウは落葉が始まって、樹木の周りは黄落で一色。

イチョウはモミジなどの赤い葉の散り方より明るく、それに一斉に

散り始めるので、黄色のジュータンを敷き詰めた風景は、他の樹木

には無い一つの楽しみがある。

 

 


山茶花

2010-11-20 17:04:02 | 庭の花

山茶花は、花の少ない初冬から花が見られる貴重な花です。

しかし、霜が2~3度降りると蕾が開けずに終わってしまうのが惜しい。

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徐々に冬型の気圧配置になってきたようです。

低気圧が日本海を通り翌日には東の海上に通り抜ける。

そのとき冷たい雨が降ります。

そして、西高東低の気圧配置が強まってくると、いよいよ寒気団が

日本列島に張り出してくるのですが、気象庁発表の今年の冬は

全国的に暖冬傾向という予測のようです。

 

 

 

 


オキザリス

2010-11-16 22:12:39 | 庭の花

昨日の雨が溜まったベランダに初めて薄氷がはった。

今期の最低気温でした。

秋は足早に過ぎていくようです。

ただ、日中の気温は12度だが、日差しがあったので暖かく

く小春日和でした。

 

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オキザリスの鉢を暖かい場所に置いていたら、今日花が咲いた。

曇っていると花が開かないので日光の当たる場所を選んで

置かないと花を見ることができない。

開く直前ですが、日が当たっていないとこのように蕾のままです。

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オオヒシクイが今年も来ました

2010-11-14 11:47:33 | 野鳥

雁の仲間で大きな鳥オオヒシクイが、今年も茨城県稲敷市へ

越冬にやって来ました。

去年より1ヶ月遅かったが、過去の平均的な初飛来でした。

 

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現在21羽が稲波干拓地内で長旅の疲れを癒しています。

これから次々に飛来し、今月末には越冬の数が60羽前後に

なるでしょう。

13日の映像です。

 http://www.youtube.com/watch?v=UzGLWdAeWlY

 

 


サンライズレッドと群青色・・・?

2010-11-11 17:31:09 | 風景

今朝は、この秋の最低気温になったでしょう。

ひんやりを通り越して冷たさを感じた。

 

日の出の時刻に霞ヶ浦湖畔に出ると空は快晴風なし。

遮るものがほとんどない広~い空を、ぐるりと360度一回転すると、

日の出前の東には色濃くサンライズレッドが広がり、西に方向を

変えていくと、明けたばかりの空は群青色が広がり、まだ星が輝く。

それも明かるさが増してくると、星ぼしは少しずつ消えて見えなくなった。

 

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やがて一筋の光が射すと、みるみるうちに真っ赤な太陽が

全容を表した。

澄みきった空と外気に、しみじみと晩秋を感じた日の出の風景でした。

 

 


古峯神社の紅葉

2010-11-09 21:14:00 | 小さな旅

今年は紅葉に彩られた秋の山を見ていなかった。

急に思い立ってKさんに話してみた。

暖かく天気も良いのでOKの答えだでたので、さて何処に

向かうか・・・・・。

山から下ってきた紅葉は今どの変か。

 

駐車場からさほど離れていない場所に、目の覚めるような

楓類の紅葉がすばらしい鹿沼市の古峯神社を思い出した。

古峰神社に自然の地形を生かした、25000坪の回遊式

日本庭園があり、4年前に訪れたときは、ピークは過ぎてい

たので、また訪れたいと思っていた。

 

神社に問い合わせたら、ちょうど見ごろだと言う。

言っていたとおりだった。

鳥居の周辺が数本散り始めていたが、楓もみじの赤や黄が

水面に散るものの鮮やかな色彩を写しだして、今が盛りと言う

ところでした。

腰を下ろし、青空に映える風景をゆったりと眺めることができた。

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人の姿はほとんどなく、この風景を二人占めでした。

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つややかな赤と明るい黄のコントラスト

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平野に下りてきた紅葉前線

2010-11-08 17:01:08 | 季節

錦木という言葉があるが、今年のハナミズキの葉の色は

この事かも知れない。

光を通した葉はなお冴え、秋の庭を朱で粧っています。

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夏の暑さが影響したのか、山の紅葉はいまひとつ色が

冴えないようだが、ようやく平野に下りてきた紅葉を

見る限り、いつもの年より今年は良いのではないだろうか。

近くの公園のユリノキも見事に紅葉しています。

 

 


野鳥が運んだムベと千両

2010-11-07 15:18:41 | 木の実

野鳥が運んできた種から、数年経って実のなるほどに成長した植物

があります。

その一つ、ムベの実が色づいてきました。

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アケビ属なので、熟してくるとアケビのような色になる。

ただ、アケビは熟すると割れるが、ムベは落下しても割れない。

割って中身を取り出しても、実が小さくて食用には向いてない。

常緑つるで、一年中深緑色の葉があるので柵を作って絡ませ

範囲を広げている。

 

もう一つは真っ赤な実を付けた千両です。

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千両と万両は似ているが、千両は幹の先端の葉の上に実を付け、

万両は葉がかぶさるように葉の下に実が付きます。

これは千両ですね。

生け花に使うのは千両でしょう・・・・・?か。

 

ムベも千両も、近所の庭に1本はあるので、野鳥がどこからか運ん

だものなのでしょう。

 

 


アツバキミガヨラン

2010-11-06 16:59:24 | 庭の花

10月の終わりごろから咲き始める「アツバキミガヨラン」です。

漢字で書くと「厚葉君ヶ代蘭」になる。

姿かたちを見れば、漢字の名がな~るほどと思えるはずです。

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葉は厚くて堅く、長さが60~70cmあり、特徴は先端に鋭い棘が

あり、刺さったりしたらとても痛い。

何度かズボンの上から太ももを刺したことがあるので、最近は

危ないから、通る側の葉先の鋭い部分を挟んでいる。

 

幹の先に鈴なりに淡いクリーム色の花が咲く。

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花は完全には開かず下を向いたままこの状態で終わる。

家庭ではあまり植えてないと思うが、公園や海の近くなどで見かけた

ことがあるのでは?。