さりげないひと時

さりげない風景の移ろいに自然の気配を感じたり。
静かに流れて来る音楽を聴きながら、コーヒーをのんびり愉しんだり。

緑を濃くした雨

2008-06-30 23:06:40 | 風景

天気が昨日とはガラリと変わった。

雨に洗われた木々、草々、水田の稲や畑、なにもかもが緑を

濃く湛えて、その風景が新鮮に感じます。

 

0806301 堤防の草刈跡に、スーと出てきて20~30cm

ほどの背丈になったネジバナが花盛りです。

花茎から上部がねじれて小花が咲く。

その花は、ねじれにしたがい横向きについている。

5mmほどの小さなピンク色の花です。

ネジレバナとかネジリバナ、ねじり草と呼ぶところもあるようです。

 

 


雨で集中できた

2008-06-29 21:27:36 | 野鳥

梅雨らしい一日です。

しかし、あの梅雨独特の鬱陶しさはなく、肌寒く感じます。

 

国で天然記念物に指定している、野鳥の保護団体に所属し、

その鳥の保護活動をしています。

市内の小学校から、「自然との共生を」をテーマにした授業の依頼

が、年に5~6回あり、保護への啓蒙には絶好の機会なので、

すべての依頼に応えている。

2日後に、小学校で特別授業があるので、その資料作りで

ほぼ一日中PCの前で過ごした。

 

低学年(1~2年生)、中学年(3~4年生)、高学年(5~6年生)

の3パターンの資料を用意し、それらに合った授業に心がけている。

 

下手な話と文字では大人でも退屈をする。

なおさら児童ともなれば10分はもたないで飽きてしまう。

そこで、昨年からトークとペーパーを最小限に抑え、映像に切り替えた。

大半の時間を、PCとプロジェクターを使った授業にした。

映像の持つ分りやすさが功を奏し、授業の最後では質問攻めにあう。

これは保護鳥に興味をもってくれた証であり、我々にとっては

とてもうれしい悲鳴でもある。

  

雨の一日のおかげで、資料つくりに集中できた。

なかなか取り掛かれなかった準備が、これで完了した。

 

 


一休み

2008-06-27 22:16:46 | 風景

コサギとアマサギが、水田の畦で仲良く一休みです。

田んぼの中で餌を漁っていたのでしょう。

080627  

 

 

他にも何羽かが、背丈が延びた稲の中から頭が見え隠れしていました。 

 

 


音楽をテーマにした映画が

2008-06-26 22:51:11 | 映画

音楽を一つのテーマにした映画は逃さず見ている。

今日の映画「奇跡のシンホニー」も、ストーリーに占める音楽が

とても良かった。

家族という太い絆が音楽で結ばれていると言う映画でした。

 

養護施設に預けられて11年になる少年が、顔も名前も知らない

両親を探しに施設を飛び出し、両親とは心に聞こえてくる音を

通じてつながっていると信じ、色々な人たちに助けられながら、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

  

途切れなく流れるメロディー、演奏場面ではクラシック、ゴスペル、

ギター、ロック、パイプオルガンが。

ラストのコンサートでは、主人公の少年が作曲した自然の音や、

そして前衛的なサウンドから、やがて調和の取れたシンフォニーが

奏でられる場面ではウルウルしてしまった。

ストーリーと音楽の持つ魅力に引きつけられます。

音楽と云うものの素晴らしさを、しみじみ感じる映画です。

  

あまり詳しく書くと、劇場でと思っている方々に申し訳ないので、この

程度にします。

 

 


やっと咲いたのに枯れるとは

2008-06-25 18:08:16 | 花便り

今話題になっている、筑波実験植物園のセンチュリーブランツの

花を見てきました。

Img_3197 年に何度か訪れているが、平日に駐車場が

満車だったのは初めての事でした。

テレビや新聞などに取り上げられたことが、

物珍しさも手伝って、大勢の人が押しかけているのでしょう。

自分もその一人でした (〃⌒ー⌒〃)ゞ エヘヘ。

 

センチュリーブランツは、アメリカ大陸に分布し、約100種

とか300種あるとか言われ、そのうち15種が筑波実験植物園に

植栽されています。

園の説明では、この花が開花するまでに、芽生えてから40年、

長いものでは100年もかかる といわれ、「センチュリープランツ

(1世紀の植物)」という英語名がつけら れているそうです。

それに、一度開花す るとタケのように枯れてしまうようです。

 

Img_3192_21本が花のピークを過ぎて、色あせてき

ましたが、これより背丈が大きく枝ぶりと

花数が多いのが、その隣に控えています。

あと10日も過ぎると開花するそうです。

 

やっと花を咲かせたのに枯れてしまうなんて・・・・。

 

 


自然の営みとは

2008-06-24 17:46:43 | 風景

梅雨の晴れ間が広がり、そのぶん気温も上昇しました。

それでも、木陰に入れば心地よい風が通り抜けていきます。

 

080624 この晴れ間に、大量のトンボが飛び交っていました。

田んぼにも、畑にも、霞ケ浦の堤防の草むらにも。

草や葉っぱが風で揺れるので止れないようです。

 

それを狙って、ツバメが低空で飛び回っていた。

私の背の高さぐらいを、猛スピードで通り過ぎたかと思えば、

いきなりツバメ返しで方向を変える。

ツバメは、飛んでいる虫類を捕らえるので、

その動きを目で追うのも大変です。

それにしても、トンボとツバメ、自然の営みとは言え、

生きるための厳しさを垣間見ました。

 

 


青葉雨

2008-06-22 19:50:04 | 季節

夕方に買い物に出ようと車に乗り込んだ頃、それまでの

小雨から雨脚が速くなり、スーパーの駐車場で降りるのが

大変でした。

 

雨の降り方を言う言葉が沢山あります。

小降り、本降り、小雨、長雨、大雨、小糠雨、時雨、春雨。

雨脚、どしゃ降り、そぼ降る雨等々まだまだあります。

いくらでも出てきそうです。

雨に関する言葉の数は世界一かもしれませんね。

 

大気中の水蒸気が冷えて水滴になり、落ちてきた水滴の

大きさが直径0.5ミリより大きいと雨で、それ以下だと

霧雨と言うようです。

 

新緑の雑木林や竹林を、つややかに雨が濡らしています。

まさに青葉雨です。

 

 


花ザクロ

2008-06-21 22:29:27 | 季節

本格的な梅雨空なのだが、降りそうで降らない。

朝のうちには小ぬか雨があったかと思えば、

昼過ぎごろから日が差したり。

これが梅雨なんでしょうが。

 

Photo_2 近所に、塀越しに花ザクロが咲いていた。

花を観賞する花ザクロと実ザクロがあるが、

これは八重咲きの花ザクロでしょう。

塀から枝がはみ出しているので、終わった花が

道路に散らばっていた。

 

 


スカシユリが開いた

2008-06-19 22:30:51 | 庭の花

あたりに清らげな空気を漂わし、ユリが一輪咲いた。

薄いピンクの清楚な花です。

 

080619 早朝、私が開いているのを見つけ、

Kにそのことを伝えた。

ユリが(特に山百合)大好きなKは、

待ち遠しかったらしく、花に近づいて「今年もありがとう」

などと開いたばかりの花に話しかけていた。

 

山百合は2本あるが、しばらく植え替えを怠ったのが影響し、

年を追うごとに小ぶりになってしまった。

昨秋に植え替えたら、幾分大きさを取り戻したようだ。

ほかにスカシユリ10数本が咲き始めそうです。