さりげないひと時

さりげない風景の移ろいに自然の気配を感じたり。
静かに流れて来る音楽を聴きながら、コーヒーをのんびり愉しんだり。

緑が新鮮に

2007-02-28 17:13:11 | 風景

暦の上では今日で冬が終わるんだね。

あまり冬らしさがなく終わろうとしている。

それでも寒の戻りがあるかも知れないな。

でも、早くから日中は麗らかな日が続いて、春はいつもより足早に

来た。

硬かった木の芽は、うぶげ色が膨らんで活動

を始めているものもある。070228_3

アジサイは、すでに葉の形ができた。

その緑の色を見ると、とても新鮮に感じる。

草木は恵みの柔らかな春光を浴びて、これからどんどん成長していく。


マンサクの花

2007-02-27 17:08:11 | 花便り

樹林で、他の植物に先立ち鮮やかな黄色いリボン状

の花を咲かせ、春の訪れを知らせる「マンサク」の花。

公園の駐車場に入ると、離れた場所からは、

070227 栗のイガにも似たものが、枝に幾つもくっ付い

ているようにも見えた。

早春に開花する樹木植物は、葉が出る前に花を咲かせ

ものが多いから、花が目立って美しさも際立つ。

公園のマンサクは植樹したものだろうが、里山や雑木林では

マンサクから始まり、これからサンシュウやコブシ・山桜などが後に続く。


冬知らず

2007-02-26 19:35:44 | 庭の花

冬の終わりに、タンポポみたいな黄色い花が咲きだす。

花が終わると、種が風ではじけるように周りに飛ぶので、

毎年そこらじゅうに出てきて花を咲かせる。

0702261 「冬知らず」と言う花で、-15℃と耐寒性がとても強らしく、

霜にも平気で冬には丈夫な花だ。

名前のとおりだね。

0702262 スノーポールも同じように、あちこち庭の

隅で咲き出した。

いずれも背丈が短く可愛い花たちだ。

殺風景な我が家の庭にも、まもなく次々に咲き出す花で賑やかになる。


寒い~朝

2007-02-25 13:07:32 | 風景

日の出の頃の気温は-1度。

北からの風があるので体感温度はさらに低く感じる 彡(-ω-;)彡ヒューヒュー。

冬と春が毎日入れ替わりの状態が続いているので、

体調管理も大変なことだ。

0702252 霞ケ浦から昇る日の出は、

いつもの水鏡にはならず、

波で打ち消されて寒々とした風景だ。

0702251 粗お越しをした田んぼに、今期には余

り見られなかった分厚い霜柱ができた。

風があるので霜は降りなかったが、地表の冷え込みは

この冬1番だったのでは・・・{{(>_<;)}}寒いっ!。


この花の名は

2007-02-24 17:08:04 | 野の花

大鉢に植えた藤の根元にこの花が咲いた。

070224 スミレに似た花だが、本やネットで調べて見ても、なかなか

名前までたどり着かない。

花と葉の大きさが1cmmに満たないほどの小ぶりで

可愛い花だ。

あまりに小さいので、日が当たった昼ごろに咲いているのを見つけた。

1株だけだが、種が飛んできて根付いたのだろう。

周りに同じものを探して見たら、草花を植えたプランターに

も花を咲かせていた。

ここでも1株だけ。

小さな草花が、色とりどりの花がこれから一斉に咲きだす前に、

一足お先にと、ひっそりと咲いている。


これは”春のほだし”か

2007-02-22 13:11:36 | 風景

霜が降りて真っ白。

田んぼも、畑も、道端の枯れ草の上にも。

今朝は-1度まで下がった。

0702211_1 空気が冷やされ、小野川の水温が高いので、

川面に靄が発生した。

川に沿って、乳白色の靄が筋を作って立ち込める。

”霞み立つ”とか”春のほだし”とかがピッタリの風景だ。

0702212_1 遮布をかけられたように、朝陽が霞の中から輪郭

を現し周辺が赤みを帯びてくる。

陽が出てくると、気温が上昇を始めるので、空気

が暖められ、それまで立ち込めていた靄が徐々に薄れていく。

その日の最低温度を境に、風景はめまぐるしく変化するので

こんな朝の風景はいつ見てもいいもんだ。


早春の野は二番手ホトケノザ(仏の座)

2007-02-21 15:01:40 | 野の花

春を告げる野の花で、トップを切ったのはオオイヌノフグリでした。

そのことは2月6日に書き込んでいる。

0702211 今、道端や田畑の畦には、二番手のホトケノザが

咲き始めている。

この花も、例年であれば3月に入ってからなのだが、

すでに群生して咲いている場所もある。

春の七草のホトケノザはキク科で、これはシソ科なので種類は違う。

0702212 和名の由来は、葉が茎を抱いている状態を仏様の

座っている座に例えたものとうい。

ホトケノザは、早春の代表的な雑草のひとつ

として知られている。


咲き始めた河津桜が心配

2007-02-20 17:22:53 | 花便り

近所の知人が、自分の遊休地に河津桜を植えて6年になる。

70本もの植樹をして、夏の除草や秋には根回りに堆肥を施

すなど、手入れを欠かさない。

ところが、この桜の本家である河津町とは気候風土が違い、

蕾から花が咲きそろうまでには、至難の気象条件が待ち構えている。

その年の気象状況で咲き具合が違い、知人はもとより私もやきもきしてしまう。

早咲きの桜だけに、活動は年が明けると始まり、2月の今頃

には、蕾の先に紅色を見せるほど進む。

紅色を見せ始めてから、霜が3度も降りると蕾の生長が止まり、

その年は、開かないまま終わってしまうので、花を見ることができない。

昨年の寒さは、まだ記憶に新しいと思うが、まさに河津桜にとっては

最悪の気象条件の年だった。

残念なことに、ほとんど花にならなかった。

今年も河津桜にとって過酷な時期になり、朝の気温予報がが気になる。

昨日は霜が降り気温も零下まで下がった。

霞ケ浦を見下ろせる高台なので、湖を吹き抜けてくる北東の風も気になる。

これは昨日撮影したものだが、1本だけが5分咲きになり、

他は開き始めたばかりの状態だ。

暖冬なので、いつもより2週間は開花の進行が早いので、

開いた花に霜が降りて、日中気温が上がり暖かくなると、しおれてしまう心配もある。

今が一番大事な時期なので、しばらくは憂鬱な日が続く。

今年は見事な花を見せて、この憂さをはらしてほしい・・・と願う(^人^)。

0702201 0702202 0702203


真冬並みの冷え込み

2007-02-19 15:13:21 | 風景

今朝は真冬並みの風景だった。

070219_010_1 この冬、野が霜で白く薄化粧したのは数回あったかな。

これまで暖冬だったので霜も余り降りていなかった。

風が吹いた冷たい日は有ったが、真っ白に霜が降りた

厳寒の朝の記憶はない。

暖かさで、いつもより早く成長していた青草の葉も氷結した

ポタリングコースで平行する小野川の全面凍結が一度もない。

そればかりか、川の一部にも薄氷すらはらなかった。

070219_006_1 今朝の朝焼けはほんの数分だったが、赤く染まった雲が

鮮やかに空と川面に広がった。


明日が雨水か

2007-02-18 17:29:21 | 風景

昨夜からの雨が、正午を過ぎても止まず、ようやく3時ごろに

止んで日差しが注ぎ始めた。

これからは、雨が降るごとに春に近づくんだろうな。

植物にとっては大地が潤い、待っていた雨なのかもしれない。

二十四節気の一つ「雨水」がある。

立春後15日目というから明日19日がその日にあたるね。

農家はこの頃から農耕の準備に入るらしい。

雨の後の陽の光が、少し強くなったような気がして、

より春は近づいたような気分にさせる。