さりげないひと時

さりげない風景の移ろいに自然の気配を感じたり。
静かに流れて来る音楽を聴きながら、コーヒーをのんびり愉しんだり。

Kさんが好きだったアダージェット

2017-09-14 23:41:57 | Kさんへ

溜池山王駅に程近い天丼の美味しい店で早めの夕食を済ませ、

サントリーホールに隣接する珈琲ショップで、今日のコンサートに

思いを馳せた。

 

マーラーの交響曲第五番をコンサートホールで聴くのは初めてでした。

オーディオでよく聴いていたが、それとは全く違うものに感じた。

かつてない雰囲気につつまれ、演奏中に何度も鳥肌が立つた。

指揮者なのか、オーケストラなのか、それともホールのせいなのか。

演奏の生々しさを全身で感じる。

当然コンサートホールで直接聴くのだからあたりまえではあるが。

 


四楽章のアダーヂェットはKさんが好きでした。

それだけに一緒に聴けなかったことが残念だ。

今日もKさんの席にはYちゃんでした。

 

マーラー 交響曲第5番嬰ハ短調 第4楽章ーアダージェット チョン・ミョンフン




二人であれば・・・

2017-09-07 20:44:35 | Kさんへ

バスルームの窓を開けたら、エンマコオロギ の鳴き声が飛び込んできた。

コロコロコロコロと間隔をおいてリズムカルに鳴いていた。

虫の音に秋を感じます。

 

 

クラシックではなく、アニメ映画の音楽コンサートの録画を見終えた。

宮崎駿監督作品のアニメ映画を作曲した久石譲がフランスに招かれ、映画のシーンと共に

奏でるオーケストラの迫力ある音楽で、フランスの観衆を感動の渦に巻き込んだ

コンサートでした。

 

心に残る映画には、必ずそれを支える音楽があります。

宮崎駿の映画には久石譲の音楽があったからこそ、世界中に愛される日本の

アニメ映画があることを、今更ながら知らされました。

 

映画を見たあとやコンサートを聴いたあと、二人は必ず余韻の冷めないうちに、

感想を聞きあっていましたね。

 

Kさんと一緒なら、見終えた後の感想を聞けたのに・・・。

 

 

百合に見えますが彼岸花科です。

インドハマユウ(印度 浜木綿)が開花