さりげないひと時

さりげない風景の移ろいに自然の気配を感じたり。
静かに流れて来る音楽を聴きながら、コーヒーをのんびり愉しんだり。

十三夜

2012-09-28 23:10:00 | 季節

窓から差し込む月明かり。

今夜は十三夜。

雲が流れ、ときおり霞んで月光が薄れるが、家々や木々を

シルエットで浮き出させている。

 

十五夜は芋名月と言われ、十三夜は豆名月とも言い枝豆や

栗を供えたようだ。

それに「十三夜に曇りなし」のたとえがあるらしく、十五夜より

見られる確率が高いらしい。

台風17号がスピードを上げて日本を縦断しそうな気配だから、

中秋の名月は望めそうにない。

今夜は、窓越しの月明かりを楽しもう。

 

 

Kさんの治療方針が決まり、新たな治療を始めた。

県内では初めての医療設備が、かかりつけの総合病院が導入

し、今月から治療の受け入れが始まった。

正月明けから、車で2時間かけた病院に通院し治療をしていたが

近くで最新の医療設備による治療ができるのでありがたい。

その効果を期待している。

 

 

 


シャトーカミヤの修復はじまる

2012-09-12 21:24:40 | シャトーカミヤ牛久

東日本大震災の被害を受けた建物の復旧工事が進められ、シャトー本館全体

が鉄パイプと屋根に覆われ、本格的な工事がはじまった。

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シャトーの建物は、2008年6月に旧醸造場施設3棟が国の重要文化財

に指定されています。

本館は、軽井沢の旧三笠ホテル(これも重要文化財)を設計した岡田時太郎

が、フランスの醸造場をモデルにして設計し、約110年ほど前の明治36年

(1903年)に完成した建物です。

 

震災前の映像です。

修復が終われば、またこの姿を見せてくれます。

 

     


季節感をはやどり

2012-09-10 20:39:34 | 季節

この暑さはいつまで続くのか!

暑さ寒さも彼岸までなどのことわざもあるのだから、言葉通りこの頃には

厳しい残暑は和らいで過ごしやすくなるのでしょう。

日本人の季節に対する感覚からのことなので、あと少し耐えましょう。

彼岸まではガマンか・・・・・。

 

暑い暑いと言っても、すでに季節感をはやどりしているものもある。

幾分しのぎ易くなったこともあるのだろう、暑さをしのいできた草花が、

活動を始めている。

8月の暑さのピークには花が終わっていたハマナスが、また咲きだした。

それに秋を代表する花の一つ萩も咲き始めた。

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夕焼けの残照と薄墨の街並

2012-09-06 20:52:02 | 風景

まだ4時だというのに、みるみるうちに厚い雲が空を覆い暗くなった。

まもなく黒い雲に導かれるように、大粒の雨と雷鳴が轟いた。

エアコンの急速冷房ボタンを押したかのように、それまでの蒸し風呂

から心地よい涼へ一転した。

 

 

暗雲が通り過ぎ、西の空から明るくなると、沈みかけた日が

雲と空を染め始めた。

 

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日が沈んだ後、夕焼けの残照と薄墨で流したような街並みの

コントラストがとても印象的でした。

 

 

 

 


恵みの雨

2012-09-04 20:29:25 | 季節

農家は、長い日照りで、冬野菜の種まきや苗の植え付けが出来

ずにいたが、久しぶりの雨で急に忙しくなったようだ。

それに、雨で潤った蕎麦畑は、急に花が咲き始めていた。

一面が真っ白になるのもあと少しです。

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日中の暑さはまだおさまりそうにないが、夕方のウオーキング

のころ、木々をそよぐ風が肌に触れて、爽やかな感触に季節

の移ろいを自覚させられた。

肌触りが視覚よりも説得力がある。

暑さは残るが、明らかに新たな季節へ進んでいます。

 

 

 


浮き上がる夕顔の純白

2012-09-01 20:54:21 | 庭の花

降りそうでなかなか降らづ、しばらく雨がない。

積雲が発生するが、積乱雲は遠い彼方に見えるだけで

近寄ってこない。

 

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夕焼けの西の空には、高層雲の下に、こごり雲と言われる

黒い雲が飛ぶが、そう簡単に雨になりそうもない。

でも、明日に雨がありそうだと予報していますから期待しましょう・・・。

 

夕方5時半ごろ、夕顔の硬く絞った蕾がほどけ、闇をうかがうように、

ゆっくりと花の白さが大きくなり、周囲に芳香が漂よう。

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とばりが降りて、純白が夕闇に浮き上がる。

かなしいことに、一夜だけの晴れ舞台、この花姿を誰が見てくれる

のでしょう。

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