さりげないひと時

さりげない風景の移ろいに自然の気配を感じたり。
静かに流れて来る音楽を聴きながら、コーヒーをのんびり愉しんだり。

侘助(ワビスケ)も咲く

2006-12-30 16:28:34 | 庭の花

椿が次々に咲き始めている。

鉢植えの侘助に、最初の一輪が開いた。

一重咲きで清楚な趣が、最近ではやぶ椿と同じように好まれている。

ツバキは国内で1300種を超えるそうだが、ツバキのなかで

ワビスケは30種ほどあるらしい。

この花のようなピンクと白や赤がある。

謎の椿などと言われ

なぜ名が侘助かは諸説があるらしい。

秀吉ゆかりの胡蝶侘助が、京都の竜安寺や大徳寺に幹周り1.7m

もの日本最大の木があると言うので、是非見て見たいと思っている。

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やぶ椿が開花

2006-12-28 14:24:16 | 庭の花

まだ一輪だが、いつのまにか藪椿が咲いていた。

質素な花で枝端に1~2個の花をつける。

椿のなかでも藪椿が私は好きだ。

つややかな照葉と紅色の鮮やさがいい。

一輪挿しにして飾るが、呆気なく落ちてしまうのが惜しい。

これから次々に咲き始めると、メジロなどが密を吸いに寄ってくる。

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見てるうちに青空へ

2006-12-27 14:58:09 | 風景

夜が明けるころ、34年ぶりの記録的な雨が止んで、

天気が急速に回復してきた。

雲と青空の境が線を引いたようにはっきりと分かれ、

見るまに、雲が西から東へどんどん追いやられ、青空がその範囲を広げる。

雲で覆われていた上空が30分余りで青空になった。

送電線の鉄塔に寄り添うように、遠く富士山が望めた。

朝日で少しピンクに染まっている。

小高い丘の向こうに、雲がまるで雪山のように錯覚するような姿を見せている。

風が強くなってきたがさほど寒さを感じない。

雨と風で余分なものが吹き飛ばされ、とても澄んだ朝の風景だ。

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人影も少なく

2006-12-25 18:10:32 | 街並み

今日はクリスマス。

日曜日とイブが重なって、人出も多かった昨日とは違って人影もまばら。

イルミネーションで飾られライトアップで照らされたシャトーは

昼の趣とは変わり、ひっそりと落ち着いたその佇まいに華やかさをを見せている。

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今年はメジロの数が多い

2006-12-24 15:08:44 | 野鳥

メジロがチィ・チィ・チィ・・・チィ・チィ・・・チィと

枝から枝へ忙しく鳴きながら動きまわる。

今年は家の周りのメジロの数が多い。

野鳥の会のメンバーは、野山に餌になるものが不足し、

里へ降りてきた数が多いのだろうと言う。

昨年は鳥インフルエンザで、野鳥も被害を受けたこともあり、

例年からすればかなり少ない、と言っていたのを思い出した。

名前の分からない小鳥も多い。

冬は野鳥が人家に寄ってくるので、身近な場所でバードウォッチングを

楽しめる。

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快晴は久しぶり

2006-12-23 18:21:38 | 野鳥

快晴で青空が広~い。

やはり天気が良いと気分も良い。

もちろん天気が良いだけに、一段と冷え込みが強まり、顔や手足が痛い。

12月本来の気温であろうに、今まで暖かだったので真冬の寒さが身にしみる。

野鳥たちは元気だ。

オオヒシクイは日の出とともに塒(ねぐら)から飛来した。

干拓地上空に、にぎやかに鳴きながらの登場だ。

小野川ではユリカモメが水面すれすれに飛びまわっている。

おそらく餌を探しているのだろう。

少しモヤがかかってきたが、やはり晴れの朝は気持ちが良いね。

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季節感を狂わせる暖冬なのかな

2006-12-21 14:22:53 | 庭の花

本来なら、冬に入ると葉が落ちて活動が止るのに、

黄色のバラが咲いている。

まだ蕾もあるのでしばらく咲き続けるだろう。

フキノトウも芽を出している。

暖冬だと言うが、他にもあわてものがいる。

水仙がすでに15cmは伸びている。

早咲きのシャクナゲも2つ開いてしまった。

蕾の進行が早いので、急に寒くなるとシャクナゲの蕾は成長を止められ、

すべてが落ちてしまう。

暖冬が植物たちには、早い春と惑わされ、勢いがついてしまうのだろう。

植物の季節感を狂わせるほどの気象になっているのだろうな。

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ノスリが夢中で餌を

2006-12-19 16:24:51 | 野鳥

農道沿いに、ポンプ小屋に引き込むための電柱が間隔よく立ち並ぶ。

その電柱の天辺に、よく猛禽類のノスリが羽を休めている。

じゃなく・・・高いところから獲物を狙っている、と言うのが正しいのかもしれない。

今朝も電柱の天辺に居た。

電柱の下で見ているにも拘らず、飛び立とうとしない。

いつもであれば、あまり身動きもせずに田んぼに目をやっているようだが、

今朝は、何かを足で抑えてくちばしでむしりとっているように見えた。

早くも小動物を捕らえて、電柱の上で朝食にありついていたらしい。

夢中で食べていたのか、しばらくその様子を見ることが出来た。

撮影の余裕もあったのでその一枚を・・・。061219


12月なのに青草が

2006-12-18 13:34:22 | 風景

今日から12月本来の寒さになると予報していたように、

日の出前の気温が一度まで下がった。

しかし日の出後は、温度が上昇しているのが分かるほど

日差しを受けると”なぐり合い天気”(ぽかぽかてんき)になり

体感的には、今までと変わらない暖かさに感じた。

堤防の斜面の雑草は、12月だと言うのに青々として、草の上に

寝転びたくなるほど育っている。

堤防の斜面や田んぼの畦は、暖かくなってくる3月末ごろの様相だ。

少し冷たい風が出てきたので、これか寒くなってくるのかも。

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霧が漂う田園風景

2006-12-16 16:21:54 | 風景

田んぼから湧き上がる霧がだんだん広がって、薄い膜で干拓地を覆い始めた。

地上数メートルの高さでこちらに迫ってくるようだ。

山の頂から見る雲海のようにも見える。

少しオーバーのようだがまさに雲海のようだ。

地表の温度より空気が冷え込んできているのだろう。

12月の平均気温からすれば、まだ暖かな日が続いているのだが。

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