友人が所有する20aの農園に立ち寄ると、数区画に区分けして耕作している一人が、梳きこんだ土に肥料を混ぜ込み、種まき前の土作りをしていた。
それぞれの区画には、耕作者が思い思いの野菜を作りを楽しんでいる。手入れが行き届き雑草もなく、何種類もの野菜は生き生きと育っている。
友人は野菜作りではなく、果物の収穫を楽しもうと、果樹を20種類余り植え込んだ。りんご、ブルーベリー、アケビ等が花盛りになり、秋の収穫が待ち遠しい。
早朝の 野には、野鳥達が繁殖期を向かえて、とても賑やかである。
走るコースには、この季節になるとウグイスをはじめヒバリ、ホオジロ、キジなどの囀りが際立って聞こえてる。今朝はキジの鳴き声を数えながら進んでみた。
7ヶ所で鳴き声を聞き、2ヶ所では近くにその姿を見ることが出来た。
まだメスに巡り逢えていない様子で、休耕田を綺麗なオスが横切って行くのを見た。
繁殖期になると、甲高い独特の鳴き声でクオックオーと鳴くので、遠くからでもキジだと分かる。
大きな鳴き声で自分の存在を知らせ、縄張りを形成するそうだ。
オスは、尾は長く頭部や首、胸、腹が緑色と光沢のある黒色で顔は赤く、背は光沢のある黒色をしている。
国鳥に指定されているに、狩猟鳥であることがなんとも可愛そうな鳥である。