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《 リアル 事件 ルポ 》 フリー・カメラマン&記者、安田純平、無事帰国。機中での質疑応答を受けて、「事実」を踏まえない、さまざまな、あり得ない見方に?・・・・

2018-10-27 16:03:10 | 報道現場の、実態

 過日の古い、3年ほど前の記事で、日本政府や、各国での日本大使館員や大使の実態を、安田純平の帰国前の記事にからめて、書いた。

 すべて、事実を基盤にして書いた。

 我が国において、極めて、数少ない、海外紛争地に赴き、カメラをたずさえ、取材を、これまで重ねてきた真のフリー・カメラマン&優れた記者と呼んでいい、安田純平。

 とにもかくにも、彼が、カタールとトルコ、当局の機関の尽力。さらに、当地域の、戦力の情勢が、ここにきて徐々に大転換した結果により、釈放され、帰還の運びとなった。

 「投獄される3年4か月前と、今は、まったく情勢が違っている」と、彼自身が、短い時間で、すでに把握し、身をもって分析し始めていた。

 だから、今、この時期に成って、突然、釈放されたのだと。

 カメラ、収録画像や、取材器具、すべてが強奪されたことに、とても怒っていたことには、同感させられた。

 商売道具。実費、優に30万円は、越えているはず。

 投獄中の想いや、日々を語り、書き、且つ、彼の、この地域や戦況の変化、国家どうしの激動を、語るなり、書き綴るなどして、その損失を、取り戻して欲しい。

 ともかく、無事身柄解放され、とりあえず、帰国できたことは、喜ばしい。

 薄い紙袋、一つだけを手にぶら下げて、帰国した映像を見た衝撃は大きかった。カメラが、そこに入っていない、薄い、ふくらみの無い袋に・・・・・・。

  で、その機中での、質疑応答。彼は、取材に、あの状況で、良く答えていたと想う。

 質問も、各社、ポイントを、抑えて聞いていた。

 そこで、「あたかも、日本政府が動いて、釈放されたかのように想う人が、おそらく、いるんじゃないか、と」

 「それだけは、避けたかった」との発言と、想い。

 

 安倍晋三政権を、紛争地から、ツィッターなど、短文ながら、批判していた彼だから言ったのではなく、それが事実だからだ。

 ところが、おかしいコメント、感想が、乱れ飛んでいる。なかには、

 「実際に、日本政府が動いた」とか、

 「救出全体のシナリオは、日本政府が入手し、カタールやトルコが協力した」とか、言う者まで現われた。

   言っていることの、裏付け、裏取り、はたして、とっているのであろうか?

  もしも、本当に事実として、日本政府が動き、シナリオを書いたのであれば、あの入管施設へ、あわてふためきながら、信じられぬ表情を浮かべながら入って行った日本政府・大使館連中の動き。 

 そこで、初めての、身分・人定、確認作業。

 どう理解すれば、どうとらえれば、良いんでしょうかねえ・・・・・・

 仮に、日本政府が動いて、シナリオを書いていたのなら。何で外務省が、事情を知りたいと、表明してるんでしょうかねえ・・・・

 まったく、関知していなかった。知らなかったからの、何よりの証拠に、ほかなりません。

 警察や、「害務省」の、無能役人に、時間をさいて協力するなんてことは、ハッキリ言って、時間の無駄。

 任意なので、即座に、拒否、可能。

 3年前の記事で指摘したように、なにしろ、激変している各国の事情や事実、まったく知り得てないんですから。

 安田純平が、例え、1万歩、譲歩して、一から教えてあげた所で、その後、な~んの役にたちません。ハナっから、やる気や、その後から、動いてみよう、自分たちで、危険を覚悟して、大使館を出て、国際情勢を把握していこうと言う、気概すら、無いですから。

 自己責任?

 安田純平は、旅立つ前から、昔から、言われずとも、キチンと自覚してます。

 日本政府は、釈放は、俺たちのチカラだと、言いたいでしょうが、絶対に、あり得ない事実と背景。

 現時点で、3億円もの身代金賠償額、という造話も、かなり、怪しくなってきてます。

 にしても、まだ、200~300人が勾留されているようですという、彼の言葉に、身が凍ります。

 う~ん・・・・・・・