烏合庵奇譚

Welcome to Raven's roost
渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

オホーツクのじゅんさいで“じゅんさい蕎麦”

2009-10-04 23:50:50 | 烏合庵の食卓
二泊三日・道東方面,友人とのバスツアーから昨日戻ったつれあい.楽しかったようだが張切り過ぎか風邪をぶり返してしまった.いいよ,飯支度オレがやるから,ちょっと休んでれば?(とは言え,洗濯はちゃっかり押し付けてしまったりする ^^;).
で,昼飯.ストックの田舎蕎麦とオホーツクのじゅんさいで暖かい掛蕎麦を仕立てる.


まずは出汁.
昆布と煮干を小一時間水にうるかして中火に掛け,煮立ち際に削り節を一掴み.火を弱め,くらくら2分ほど煮出して火を止め,節等が沈んで落着いたら濾し上げる.


次にかえし.
酒と味醂(ほぼ等量)を煮切ったところに粗製糖と醤油,出汁から引揚げ細切りした昆布を加えて一煮立ち.粗熱が取れるまで休ませて出汁と合せ,足りなければ醤油と粗製糖で補えば汁は上り.






蕎麦を硬めに茹上げ,きっちりと洗い〆.




ここは賄い,暖めた汁に蕎麦を入れ,くらりと沸いたところで盛付ける.水気を切ったじゅんさい・ストックの揚玉(天麩羅ついでの自家製;冷凍保存)・刻み葱.




じゅんさい蕎麦(温),美味いです.ちょっと開き加減の葉も混じった“混”グレードの存在感が田舎仕立ての蕎麦にベストマッチ.やっぱりコレは使えるなあ… つるつるツルリと,いただきました.

そしてコチラ,オリジナル.8月末,丸瀬布の道の駅で頂いた“じゅんさい蕎麦(温)”. 何の事ァ無い,拙庵,丸っきりのパクりです (^^;) …


当然,オリジンは美味いです.セルフサービスの軽食スタンドですが,ラーメンと言い,なかなか侮れません.ざる仕立のじゅんさい蕎麦(冷)も,是非一度頂いてみなければ…
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'09,9月の出先メシ;上川編 #04

2009-10-04 15:35:16 | そとめし;ラーメン
“剣淵駅前旅館”@そのまんまで
      “チャーシューメン(醤油味)”


長期ロードの最終日.作業自体はサクサク終わったものの,現地での応対数件.なんやかやで15時過ぎ.
最後まで手伝ってもらった手練Nクン.上り際,名寄でお気に入りのラーメン屋さんに寄りたかったようだが,今からでは中休みに掛ってしまうだろう.割り喰わせてスマン!  1ヶ月の長き,お付合いありがとう.お疲れ様でした!

私も,帰り際どこぞで小腹を塞ぎたかったが,“米代”・“都”… 全てフラれる.結局,道央道SAでたこやき串… 呆気ないエピローグ (^^;)


そんなこんなで持ちネタ.2度目のインターバル帰りがけの一軒.


名前どおり本業は旅館.昼時のみラーメンとカレーライスを供していたそうだが,今年から宿泊者への御仕着せ夕食を廃し食堂の営業時間を延長.ランチタイムはラーメンとカレーライス,夜は加えて晩酌向きのメニューを揃えているようだ.場所柄ビジネスのお客さん中心だろうから,それも一つの方法論だと思う.
ラーメン¥500- は醤油味のみ.大盛り・チャーシューメン各¥100 増し.チャーシューメンでお願い!
コックコート,いかにも調理人然(洋食の厨房を経験しておられるらしい)としたご亭主が,てきぱきとした手際で仕立ててくれる.


チャーシューメンの面構え.実にシンプル.
スープを一口. 美味い!  柔らかな飲み口の魚介豚骨.油の風合いはやや違うが,札幌琴似“ななし”を彷彿とする円やかでバランスの取れたスープだ.


麺は旭川系の中細緩縮れ.個人的にはもう少しだけ硬めの茹揚げが好みだが,風味も喉越しも良く,スープとマッチして美味い.薄切りチャーシューは腿と肩ロースかな.薄味が良く滲み,肉の旨味と食感が確りとしてこれもまた美味い!


あっという間に完食.このクオリティーでこの値段,ラーメンならばワンコイン!
どうやらカレー(こちらもワンコイン)も美味しいそうなので,また近くを訪れたら必ず寄ってみなければ成りますまい. ご馳走様でした (^^)b
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