(1)
キム一家は家族全員が失業中。そんなある日、長男ギウがIT企業のCEOであるパク氏の娘ダヘの家庭教師となる。そしてギウの妹ギジョンも、パク氏の息子ダソンの絵画療法士として採用される。さらに父はパク氏の運転手、母はパク家の家政婦となる。キム家族4人は、パク家の完全なパラサイト(寄生虫)だ。
(2)
パク家の豪邸には広大な秘密の地下室(核シェルター)があるが、パク家の家族はそれを知らない。地下室には前家政婦の夫が借金取りから逃れ隠れていた。「キム家の家族が、パク家に寄生している」と知った前家政婦夫婦が、「キム家の寄生をパク家に知らせる」とキム家全員を脅す。
(3)
かくて前家政婦夫婦とキム家の家族との血みどろのバトルが起きる。キム家の長男ギウが重傷、妹ギジョンは殺される。前家政婦は事故死、その夫はキム家の母親に殺される。
(4)
キム家の父親は、パク氏から「貧乏人は臭い」と言われ続け、その怒りから、パク氏を衝動的に殺害。父親は、秘密の地下室(核シェルター)に身を隠す。
《感想1》前半は、パク家をキム家が騙す詐欺の話で、テンポが速く頭脳的で面白い。《感想2》ところが後半、前家政婦夫婦が登場した時点から、詐欺の話は背景に退き、ホラー的血みどろの話に転換する。《感想3》最後は、秘密の地下室に身を隠した父親を「長男ギウが富豪に出世して、この豪邸を購入し、救出する」とのギウの妄想で終わる。家族全員が失業するような貧乏な家のギウが富豪になる可能性はまずない。この妄想のために、映画の全体がリアリティを失う。《感想4》詐欺の話、ホラー的な血みどろの話、非現実的妄想の話と、映画の主題が混線している。
キム一家は家族全員が失業中。そんなある日、長男ギウがIT企業のCEOであるパク氏の娘ダヘの家庭教師となる。そしてギウの妹ギジョンも、パク氏の息子ダソンの絵画療法士として採用される。さらに父はパク氏の運転手、母はパク家の家政婦となる。キム家族4人は、パク家の完全なパラサイト(寄生虫)だ。
(2)
パク家の豪邸には広大な秘密の地下室(核シェルター)があるが、パク家の家族はそれを知らない。地下室には前家政婦の夫が借金取りから逃れ隠れていた。「キム家の家族が、パク家に寄生している」と知った前家政婦夫婦が、「キム家の寄生をパク家に知らせる」とキム家全員を脅す。
(3)
かくて前家政婦夫婦とキム家の家族との血みどろのバトルが起きる。キム家の長男ギウが重傷、妹ギジョンは殺される。前家政婦は事故死、その夫はキム家の母親に殺される。
(4)
キム家の父親は、パク氏から「貧乏人は臭い」と言われ続け、その怒りから、パク氏を衝動的に殺害。父親は、秘密の地下室(核シェルター)に身を隠す。
《感想1》前半は、パク家をキム家が騙す詐欺の話で、テンポが速く頭脳的で面白い。《感想2》ところが後半、前家政婦夫婦が登場した時点から、詐欺の話は背景に退き、ホラー的血みどろの話に転換する。《感想3》最後は、秘密の地下室に身を隠した父親を「長男ギウが富豪に出世して、この豪邸を購入し、救出する」とのギウの妄想で終わる。家族全員が失業するような貧乏な家のギウが富豪になる可能性はまずない。この妄想のために、映画の全体がリアリティを失う。《感想4》詐欺の話、ホラー的な血みどろの話、非現実的妄想の話と、映画の主題が混線している。





