魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ブルゴーニュ 神に選ばれし地

2013年02月15日 | ワイン ~2019年
日本屈指のブルゴーニュの輸入元L社。
その試飲会へ行ってまいりました。






広いですねえ。豪華ですねえ。

何年かに一度行われるL社の試飲会は万難を排してでも臨まねばならぬ会で
しょう。



今回の変わった趣向として、ロゼワインがたくさん出店されておりました。





見えるところ全部ロゼです。面白いですが、ロゼはほとんど売れないので、
悩ましげでした。でも意外と美味しいのもあるんですよ。


本筋のブルゴーニュではいろんな演出が。





ミシェル・ラファルジュのヴォルネー クロ・デュ・シェーヌの縦飲み。
09(旨味たっぷり)、06(輪郭はっきりしてて良かった)、03(決して酸不足
ではない)とかいいです。


他にも同じ造り手の畑違いだとか、物語が演出されていました。


個別に目を引いたのは、





ジャン・マルク・モレの優しく愛らしい赤のシャサーニュ。






アルベール・モロのボーヌ1級畑の中でトゥーロンが抜きん出て美味しくて
旨味の塊のような魅力。


白の巨頭、ルフレーヴのミネラルの壁。





ブル白の真骨頂です。




赤はやはりジャン・グリヴォ ブラヴォー!





もう「美味い!誰がん飲んでも美味い!」という圧倒的な本道を行く味わい。
写真にはないですが、村名だけでもツヤと品があって相当美味しいです。



確かに高価なワインなのですが、あまりにも揺るぎない真価は圧倒的で
何周回ったことだか。飽きないんです。


神が降りし地があるとすれば、それはブルゴーニュに間違いありません。

ワイン飲兵衛さんはそう信じます。


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2 コメント

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空気がちがう! (まのじ)
2013-02-15 11:01:49
会場はもとより、ラベルからして格調高いですね。
ピノさん、いいなあ~~~。あ、仕事?
Unknown (ラリラリ・ピノ)
2013-02-15 12:07:14
まのじさん、

何年かに一度のこの試飲会は、この仕事をしていて巡
り合えて良かったと思うことのひとつです。

美味しいピノに出会ったら時間が止まり、疲れも忘れます。

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