魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

絶滅危惧酒

2006年03月16日 | ワイン ~2019年
あまりに久しぶりだった。

数日前「呉竹」の注文を受けた。在庫はなかった、というより
通常在庫にこの清酒を置かなくなって20年あまり。
卸に聞いてみたところ、卸の人達ですら、何年も見てないらしい。
しかし地元ですから「入りますよー」とのこと。
で、やっと入荷した次第。
おい、あったヨー! 生存してたんだー!

タンスの奥から昔の服が出てきたみたい。でも今風のデザインじゃないから
もう着れない・・・・・でも懐かしいよね、ってそんなところ。

最近、清酒業界自体が最悪だ。どんどん蔵元がなくなっていく。
海外に販路を広げるほかに道はあるの?と思ってしまうほどだ。
またこの幻の「呉竹」は甘さも強く、現代の嗜好とは・・・・違うと思う。
生産しなくなるのも・・・・正直、時間の問題?

日常何気なく使ったり、飲食したりしている商品(製品)は、性能や形、名前
を変えながら進化、変遷している。それが世の常なのかなー。
そんな哀愁を感じながら思ったよ。
さだまさしじゃないけど、「今度 いつー 会えるー♪」

おいおい、それを言うなら「帰る」でしょ! と突っ込んでおきます。

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