魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

東京遠征-タイムカプセルワイン

2018年11月26日 | ワイン ~2019年
週末は東京でした。

20年ぶりの東京です。




あまりの人の多さに、戸惑い、自分を見失いそうになる・・・。

やはりモンスターシティーです。



まず第一の目的は結婚式。




若いふたりを祝う。
明るい気持ちでやって来ましたが、花嫁の登場した瞬間、あまりに雪のような美しさに
ついウルっときてしまいました。
本当に素敵です。新郎も童顔っぽさをも持ちながらも誠実でしっかりした方。若いっていいもんですね。
過去の私も、これをお読みのみなさまも、そんな時期がきっとあったのです。
もちろんこれからの人もいるよね。



その夜はホテルで夜食と一杯。
紙コップで飲む発泡酒とパック入りの安ワイン・・・どよっ。



これは翌日の暴走に備えるための意図的な辛抱なのさ。




若いふたりの門出を祝うという行事は終わったので、次は自分の番です。

もうこんな年になってしまったけどそれでもまだまだ元気でがんばろうと、学生時代の友人と
飲んで騒ぎましたよ。


彼は下記のワインを梱包、そして発泡スチロールの箱に入れ、地面を掘り家の下の地下に埋めていました。

その時期25年。

それを開けてみようという会なのです。タイムカプセルワインです。




1990 Ch.ラトゥール(地下貯蔵)
やや力が落ちていましたが、それでもキノコ、トリュフ、腐葉土、その中に気品がありました。
さすがのラトゥール。





1998 エシェゾー(DRC)
もう結構熟成していますが、まだ元気さも十分。華やかな香りで満たされます。
けっこうボディもしっかりとありこれもさすが。(このボトルは地下貯蔵ではありません)

そして、つい数日前に亡くなったフレデリック・ロック氏を追悼します。



合掌。




ノリとは恐ろしいもので・・・



1990 Ch.ムートン・ロートシルト(地下貯蔵)
明るく華やか。明快で分かりやすく旨味がありやや軽い。パーカーポイントも1990年という
偉大な年にしては低いワインですが、逆に幸いした形かも。さすがちゃんと美味しい!


これふたりで飲みました。暴走ですね。


最初は彼の家族も交え、ブーブクリコで乾杯もしたので、どんだけ飲んだんだ!ということです。
でもこんな日もあって良いと思う。ワイン人生だもの。飲める限りは人を愛し、ワインと共に歩いていく~。




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