魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

マドゥバニ-クリオス シラー・ボナルダ

2018年07月09日 | ワイン ~2019年
既定路線へ戻ろうと思います。

麺週間はひと段落。
当然次はカレーが始まります。

やはりマドゥバニ中毒なので定期的に行かないと体が欲してしまいます。





結局はこれなんだよなあ・・・。
スパイス中毒さ。またカレーの日々がやって来る?!暑かしねえ。


そういえば先日「チキンコルマ2」を食べた後、さらに「チキンコルマ2」をオーダーした
お客さんを見ました。




さあ、今夜はこれ。




2013 クリオス シラー&ボナルダ
  (アルゼンチン、シラー&ボナルダ種、赤、千円台前半)


もうなくなったと思い在庫数を0にしていたら、何と、セラーの中から発見!

そりゃすぐ飲んで在庫数を合わせなきゃいけません。



かつて書いたコメント。

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香りは沈んだプラムやブラックベリー、そしてスパイス。コショーやシナモンなど。
セルロイドやジェリービーンズ、ハーブ、青さも少し感じます。


味わいはこの価格としては濃い方。スパイシーでちょっと暗め。媚びないワインでしょう。
タンニンははしっかり、酸味もしっかりとあります。各要素が沈んでいる状態で、肉料理と
合わせた方がより生き生きとすることでしょう。特に煮込み系などには合いそうです。
安くて良いですよ。
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香りはハーブ感強めで、青さは引っ込んでいます。

味わいも旨味が出てきています。3~4か月前のコメントですが、面白いことに、シリアスさが
明るさ、美味しさへと変化しています。これだからワインは面白い。

今なら強くお奨めしますが、残念ながら在庫がないんだよなあ・・・。


ワインって持っていると猫の目とまではいきませんが、時間で表情を変えていきます。

スピリチュアル信者の方に言わせると月の満ち欠けで味わいが違うそうです。(私は夢も
ロマンもなくなりますが、それは妄想だと思います。でもそれを信じる自由もあることでしょう)


そんなわけで、ちょっとでも前のコメントは我ながら見返すと面白いと思います。
ワインの不思議はこうしてたくさんあるのです。



豪雨被害の状況がどんどん明らかになってきていますね。
ひとりでも多く助かっていただきたいと思います。
かつて長崎市も当店も大水害を味わったのでその大変さが身につまされます。


コメント
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