魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

今年もやはりこれはいいぞ!

2014年09月29日 | ワイン ~2019年
ローソンで100円コーヒーが新発売になったので、アイスコーヒーを買ってみた。


するとレシートに50円券というのが付いていて、次回50円サービスしてくれるらしい。

・・・そこでまた2回目にホットコーヒーを買った。1杯50円だとほんとに嬉しいな。


さて、味だけど、ファミマやセブンと比べると、ちょっと粉っぽいというか粒子
を感じて、やや苦さも出ている感じがする。濃度はまずまずですね。

さて、これからはどこでも100円で飲めるんです。とても利用しやすいと思います。
最近は店内で飲めるスペースがあるお店だととても嬉しいですね。



さて、今夜はこれ。




2012 ブルゴーニュ ルージュ(ベルトラン・アンブロワーズ)
  (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、2千円台後半)


2012年は生産量が1/3~1/2と極めて少なく、そのため価格もかなり上がっております。
不作と思いきや、これがとても質が高く「奇跡の年」となったようです。

早速入ってきたばかりのこのワインをお試しです。


香りはインキーで(インクのよう)、革や動物臭が漂ってきます。極めて赤いチェリー
やイチゴがきます。そして深さを示すかのように井戸や日陰の植物のような厚みの
ある感じ、ヴォリュームを感じることが出来ます。この時点で、もはや勝ちは見えました。

さて、味わいですが、当然のごとく美味しいです。厚い果実味と革や肉の旨味成分、
フルーツがギュイ~~~ンと伸びていきます。何というエキス分でしょう!

酸はとてもきれいで、出過ぎず、分別のあるところ。タンニンも程良くて、しかし、
ちゃんと10年程度はまったく大丈夫な状態でしょう。


これは確実に2005年に匹敵するかもしれません。
05年は「ブルゴーニュV.V」という上のクラスをたくさん買いましたが(完売です)、
12年はその「V.V」(古樹の略です)クラスが出ていないので、一番スタンダードな
ものですが、それでもその押し寄せるエキス分のすごさはかなりのものだと思われます。


これは輸入元に追加を言おうか?と心が動きます。


時間が経って、ますますフルーツが美しくなるので、間違いないですね。


問題はひとつ。価格だけ。現在、為替相場があまり良い状態ではないので高いですが、
これが将来、もうちょっと安くなると仮定して(ならないかも?)、その頃には
この素晴らしいヴィンテージは市場からなくなっていることでしょう。

やはり今が買いなのでしょう。2014年(今年)もあまり期待出来ないので、2011、
2013、2014はちょっとねえ・・・。そうなると12年ものは良いのかもしれません。

経験上、たいていは「あの時かっていれば・・・」「ifの仮定法過去形(今や不可能)」
なので、やはり買いなのでしょう。



先ほど、追加オーダーを入れました。
ぜひお求めください。


コメント
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