魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

忘れられた風景

2014年09月08日 | マイナー探訪
久しぶりに崎戸へ。


やっぱいいねー。






少し拡大。




緑色がうすい部分が美咲アパート跡。
あと10年くらいすると、まわりと区別がつかなくなるのではないだろうか。
その地にアパートがあったという事実すら覆い隠してしまう・・・植物の力。



そして資料館へ。




相変わらず、崎戸炭鉱の解説映画「輝く石炭」は故障中で放映されず。
「のろしはあがらず」状態だ。(分かる人にしか分からない)


資料館の1F、作家 井上光晴コーナーのそばにピンクの公衆電話を発見。

テーブルの歪み具合も素晴らしい。





きっとこれも忘却の彼方へ。

「無常」はいつの世も。人口は増えようが減ろうが、、最盛期には云々・・・・・
というパターン多過ぎ。


都会であろうが田舎であろうが、楽しみや幸せ、生き甲斐を見出すのは自分自身。
人口が多いと幸せ? 町の売り上げが上がると幸せ?? 経済ばかりですか???

どことなく違和感を覚えます。それぞれの街のスケールや時代に応じたスタイル、
経済規模、コミュニティ、郷土愛や幸せはあるんじゃないかな。

逆に国家レベルで考えてしまうと埋もれてしまったり、犠牲になったりする地方都市
や田舎のなんと多いことか。


万が一、国家に何かあっても、自給自足出来る、そんな単位の地方の、地域のシステム
作りが出来たらいいのに・・・とも考えてしまいます。

大島、崎戸や西海市では可能ではないでしょうか。果てしない未来に向けて、農業、
漁業、工業、商業などいろんな分野を地元で持ち、自給自足できる環境を整えられる
自治体っていいかも。・・・おぼろげに感じます。

外からの権力や長いものが来ても巻かれない、それでもその土地と共に生きて行ける
なら素晴らしいんじゃないかな。基本は地域で生きながら、外とはいろんな交流を
していく。リアルでもネットでも。(これって昔の藩だよね)


もちろん正解なんてないと思いますが、マイナーなところを巡るのが好きなので、
つい考えさせられました。





さて、ワイン酸化実験の2日目。




この状態でした。

空気の入る体積が少ないということもあると思います。

ほとんど差はありません。厳密にはあるのかもしれませんが、ほとんど感じません。
感覚的には問題のないレベルです。


さあ、3日目は変わるのか?!

ちなみに「プルテックス アンチ・オックス」についてはこちら(クリック)
ご参照ください。


コメント
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