今日もカレーを食べました。ここんところ一週間以上連続て食べています。
そんなアホなお話は置いておきましょう。
今日はワインファン、ワインマニアのよい子にはちょっと真面目なお話。
昨年のことだけど、ある輸入元の営業の方が渡仏した際、ブルゴーニュでは2012年は
生産量もかなり少なく、惨憺たる年になりそうだ、との話を聞いていました。
2009年、2010年と良い年が続いていたわけですが、2011、2012、2013はどうやら
期待はできそうにないなあ・・・と思っておりました。
ところが生産量落としたのが功を奏したのか、2012年が結構出来が良いとの情報が
出回っております。最初はマユツバだったのですが、どうやら本当らしいです。
ただし、結構高いのは高いです。
まず、2011年は2007年的イメージがあります。生産量も少ないので結構高くなって
しまって、そうなると「買い」のヴィンテージではないでしょう。
2012年は質が良いとしても、生産量は2011年よりももっと少なくて価格は上がりそう
です。みんなが諦めたすきにチャクッと奪う年なのかもしれません。
実際にインデント輸入のリスト上では12年は11年よりも高いです。
2013年は12年よりもマシかも?と思っておりましたが、逆で、こちらの方が怪しい
ようです。
最近は為替相場もあまり良くないし(アベノミクスのせい)、消費税まで上がって
いますので、ためらいがちになるのですが、多分まだまだ円安を目指す政策を取り
そうなので、それでも買うなら今のうちなのかも???(怪しいところ)
いろんな状況は折々書いていきたいと思います。
現実策としては2011年は様子見。2012年はとりあえずいくつかお試し後に
買ってみる、というのが賢明でしょう。
さて、今夜はこれ。
2012 アルザス ナチュール ピノ・グリ(ジュリアン・メイエ)
(仏、アルザス地方、ピノ・グリ種、白、2千円台半ば)
私の好きな自然派の造り手です。試飲会ですごく気になっていた造り手の2012年もの
がいよいよリリースです。
ひとつ問題は2012年がどうなのか?ということ。
まず香りですが、白と黄色い花、ロウ、セルロイド、ラムネ、青い柑橘、青草やタタミ、
菩提樹や香木などなどです。
味わいは厚みがあって、ドライでミネラリー。グリっぽい灰色の果実や土をちょっと
感じ、トロピカルフルーツや酵母の風味でオイリーでグリセリンっぽさの口当たりです。
潔くて、素朴で、つやがあって、いけると思います。
このワインに関して言えば、2012年とてポテンシャル的には問題なさそうです。
むしろもう少し寝かせてから飲んだ方が正体が分かるとは思います。
ところで、アルザス地方というのは、とても生産者に恵まれた場所で、ハズレが少な
いんです。フランスのラテンの血に、生真面目なドイツ、ゲルマンの血が混じりあって
入っているからかもしれません。(完全に憶測です)
人間は寒い土地になると、そのストレスを文化として昇華する習性があるようで、
芸術や文化、そしてそれは美味しいお酒にまで到達するのかもしれません。
ブドウも冷涼なところで育てられると、同様の育ちをして味わい深いブドウ、味わい
深いワインが出来るのかぁ。
そんなアホなお話は置いておきましょう。
今日はワインファン、ワインマニアのよい子にはちょっと真面目なお話。
昨年のことだけど、ある輸入元の営業の方が渡仏した際、ブルゴーニュでは2012年は
生産量もかなり少なく、惨憺たる年になりそうだ、との話を聞いていました。
2009年、2010年と良い年が続いていたわけですが、2011、2012、2013はどうやら
期待はできそうにないなあ・・・と思っておりました。
ところが生産量落としたのが功を奏したのか、2012年が結構出来が良いとの情報が
出回っております。最初はマユツバだったのですが、どうやら本当らしいです。
ただし、結構高いのは高いです。
まず、2011年は2007年的イメージがあります。生産量も少ないので結構高くなって
しまって、そうなると「買い」のヴィンテージではないでしょう。
2012年は質が良いとしても、生産量は2011年よりももっと少なくて価格は上がりそう
です。みんなが諦めたすきにチャクッと奪う年なのかもしれません。
実際にインデント輸入のリスト上では12年は11年よりも高いです。
2013年は12年よりもマシかも?と思っておりましたが、逆で、こちらの方が怪しい
ようです。
最近は為替相場もあまり良くないし(アベノミクスのせい)、消費税まで上がって
いますので、ためらいがちになるのですが、多分まだまだ円安を目指す政策を取り
そうなので、それでも買うなら今のうちなのかも???(怪しいところ)
いろんな状況は折々書いていきたいと思います。
現実策としては2011年は様子見。2012年はとりあえずいくつかお試し後に
買ってみる、というのが賢明でしょう。
さて、今夜はこれ。
2012 アルザス ナチュール ピノ・グリ(ジュリアン・メイエ)
(仏、アルザス地方、ピノ・グリ種、白、2千円台半ば)
私の好きな自然派の造り手です。試飲会ですごく気になっていた造り手の2012年もの
がいよいよリリースです。
ひとつ問題は2012年がどうなのか?ということ。
まず香りですが、白と黄色い花、ロウ、セルロイド、ラムネ、青い柑橘、青草やタタミ、
菩提樹や香木などなどです。
味わいは厚みがあって、ドライでミネラリー。グリっぽい灰色の果実や土をちょっと
感じ、トロピカルフルーツや酵母の風味でオイリーでグリセリンっぽさの口当たりです。
潔くて、素朴で、つやがあって、いけると思います。
このワインに関して言えば、2012年とてポテンシャル的には問題なさそうです。
むしろもう少し寝かせてから飲んだ方が正体が分かるとは思います。
ところで、アルザス地方というのは、とても生産者に恵まれた場所で、ハズレが少な
いんです。フランスのラテンの血に、生真面目なドイツ、ゲルマンの血が混じりあって
入っているからかもしれません。(完全に憶測です)
人間は寒い土地になると、そのストレスを文化として昇華する習性があるようで、
芸術や文化、そしてそれは美味しいお酒にまで到達するのかもしれません。
ブドウも冷涼なところで育てられると、同様の育ちをして味わい深いブドウ、味わい
深いワインが出来るのかぁ。