魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

10社共同ワイン会

2013年07月27日 | ワイン ~2019年
10社共同ワイン会というのに行ってまいりました。





最近試飲会が多くて、困って、というか困りはしないのですが、仕入れ→販売
のペースが難しいです。でもネタを仕入れておくことは、それはそれでとても
良いことなので助かりはします。ちょっと遠征はきついけど。


今回もいろんなのがありました。
夜にはサッカーの代表戦があるし、早く済ませて帰ろう、と思っていました
が、飲み進めるうち、すっかり本気モードになりました。どんなワインが出て
いるかでこちらのやる気も変わるのです。






こちらのブースは「どビオ」ばかり。

「こちらはどビオばかり扱っているのですか?」と聞くと「今日はたまたま
で、取り扱いは半分くらいでしょうか」との回答。
いろいろと考えて出されているようだ。



目を引いたのはこちら。ジャケ買い?





可愛いですね。

会場のみなさん、あれこれと目を付けてどれが可愛いか?とか話題に。

ヴィヴィくんがあるといいなと思う、がワインなのでそれは無理。(笑)


この日一番印象的だったのがこのワイン。





真ん中の白。ラベルがごちゃごちゃしてるのねっ。

飲んでしばらくして・・・「こりゃ問題児だね」とつぶやいた私を
輸入元の方が笑っている。


今まで何千、何万本もワインを飲んできましたが、こんなのは初めてです。
こんなベクトルのワインは極めて異例でした。

「これ変わってますよねー」と担当の方とお話ししたと、心の中で
「よくもまあ、こんなのを出してきた勇気よ!」と感じましたよ。


豆や穀物のような風味、カレーの後味、スパイシーででも厚みがあって、
旨味もちゃんとあるんです。

ビオワインですが、それにしても世界中でオンリーワインの個性。

どうしたらこんな味を目指せるのかよく分かりません。
でもとても面白いので、数本だけ置いてみたい気になりました。
そんな超不思議なワイン。

ワインをたくさん飲んでレンジの広い方にぜひ飲んでいただき、さらに間口
を広げていただきたいアイテムです。



その他、いくつか目ぼしいものは来月にでも入れましょうか。
今月はすでに新入荷がたて込んでいます。


コメント
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