魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

写真撮影

2013年01月30日 | ワイン ~2019年
免許証の更新時期でそれ用の写真を撮った。


面倒なので、ボックス型の機械に入って指示に従った。

機械がアナウンスしてくれるのは親切なんだけど、ハイハイと従っている自分
が不思議に愚かにも可笑しくも思ってしまう。


何でも+100円で美肌モードに出来るそうだ。


そこは潔く、通常モードで。(だって700円もかかるんだもん)


最後にカラーでいくか白黒でいくか、というところで「白黒」を選んでしまっ
た。


ついつい白髪が隠せるかと???ここでそんな潔くない心が表に出たんですね。

ちょっと動揺した私の心。ケッコウナトシダシナー


出来た写真はとても正直で、「そうなんだよなあ」と心で頷く。


自分の写真ってやっぱりどことなく苦手。

自分の声は馴れたので平気なのになあ。

証明って何だろう? アイデンティティーってなんだろう?
なんてちょっとだけ考えてみる。

でもバカだからすぐに忘れるのさ。
今夜も美味しいワインが飲める、そっちの方が幸せか。




さて、今夜はこれ。




表のラベル、実にシンプルでしょ。


裏ラベルはこちら。





「ヴァン・ド・ペイ・ドック」と書いてありますから安ものと思うでしょう。


2008 レ・ブリュン(ドメーヌ・ド・クレイス)
  (仏、VDP、シラー種メイン、赤、4~5千円)

実はスーパーラングドックとして名を馳せています。
オーナーはサンテミリオン地区のCh.テルトル・ロートブッフの親族です。


香りはムンムンと焼き菓子系がまず来ます。カシスやダークチェリー、イチゴの
アロマ、奥の方にハーブや土っぽさ、肉系が現れます。


味わいは濃厚で芳醇。赤系ベリーの甘い広がりを見せ、その後タンニンや輪郭
の取れたベリーの酸味、奥行を感じるでしょう。
タンニンはしっかりとあって甘めです。果実味は甘めだけれどどこかにシリアス
な部分もあり、丁寧に造られたものであることが分かります。

素晴らしいです。まだまだ保ちます。
あと3~5年くらいでもうちょっとみだらに魅力を振りまくでしょうか。
でも良いワインですよ。


数本ですが、たまたまちょっとお安く入ったので、お得な価格でお出しできる
と思います。お試しください。


最近ブログランキングのアイコンを貼っていましたが、もう面倒くさいので
貼りません。潔くね。

コメント
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きっかけとして案外魅力的なもの

2013年01月30日 | ワイン ~2019年
初心者や入門者の方へ、どうやったらワインの奥深い世界へと入っていただける
かと思いを巡らしております。


もちろん一緒にワイン会とかやって、飲みながらお話させていただくのもいい
でしょう。でも意外と本、むしろ写真集やカタログみたいなものもいいかもなぁ。


かつて私自身が読んだ本がたまたまお店にありました。

これです。







1993年に出た「ワールドワインカタログ」(サントリー)。
世界のワインカタログとも書いてあります。



こういった写真のたくさん付いていて、視覚的に訴えやすいものを読んでいただ
く(眺めていただく)と産地の空気が伝わりやすいかな~と思います。



ボルドーのページ。







ブルゴーニュ、ロマネコンティ社紹介のページ。






何気なく眺めるだけで、ワインってこんな感じのものなんだ~。というイメージが
湧くと思います。



今と違うのは「ワインの価格」でしょうね。
この価格だったら一度体験してみたい!と思うものも多かったですしねえ。

でも今でも当時とあまり変わらないものも多いんですよ。


厚さ2センチくらい、500ページ以上あります。B5版。
そんなに重くもありません。

この頃のサントリー社のワインへの意気込みはすごくて、サンジュリアン村の
有名シャトーの「ラグランジュ」を購入したほどです。
(1985か86年からサントリーがリリースでしたっけ?)



どなたか読んで、といいますか何気なく眺めてみませんか?


他にも当店にはワインの本がたくさんありますので、お貸しできると思います。


ご希望の方はお気軽~に「何か本読ませて~」とでもお申し出ください。

多くの方にご興味を持っていただくことが何よりだと思います。


さて、この本読みながらデイリーワインを飲みます。

ワインがとても美味しくなるんですよ。ぜひ一度どうぞ。


コメント (2)
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