魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

久しぶりのちゃんとしたボルドー

2012年12月06日 | ワイン ~2019年
まずは告知。

私の応援している本と映画「ペコロスの母に会いに行く」関連です。



本日 午後1時05分~ (13:05~)

Eテレ(NHK教育、長崎んもんはチャンネル1)の“ハートネットTV”にて
「みつえとゆういち ―親子で紡ぐ“認知症”漫画―」 が、再放送されます。

数日前に本放送はあったのですが、とても良かったのでぜひご覧ください。


この60才を過ぎた岡野さんがいらっしゃるからこそ、私もがんばっていられ
るエネルギーを与えてくださる方なんですよ。



ところでこのブログのカテゴリーですが「ワイン」があまりに多過ぎたため、
分けることにいたしました。今年までの分を「ワイン ~2012年」といたします。


来年からは「ワイン 2013年」ということにてスタートいたします。


過去記事を年ごとにすれば良かったのかもしれませんが、振り分け作業が大変
なので、2013年度から年ごとにいたしましょう。




さて、そんなわけで今宵も飲んでます。

久々のちゃんとしたボルドーですよ。






2009 Ch.ラランド・ボリー
  (仏、ボルドー、サン・ジュリアン村、カベルネ種主体、赤、4千円程度)

有名シャトー、デュクリュ・ボーカイユのオーナー、ボリーさんの持つ別シャトー。
格付けではないけど、それくらいの評価がある。


さて、香りは「おおぉ、ボルドーばい!」という香り。ってなんだよっ!

プラムや熟したブラックベリー、エンピツの芯や杉、井戸の苔、このあたりを
感じるとボルドーチックさの指標でしょうか。絵具やクレヨンなどもあります。


味わいは、明るさと落ち着いた重さ(暗さ)両方を持ち合わせた果実味、
エレガントで特に重たさは感じません。割とボルドーの中では早くから
開いて華を感じることも出来るでしょう。


一見軽めかとも思いますが、案外この果実味はしぶとくて、じわりじわりと
エキス分を感じさせてくれます。



2009年のボルドーは1年に1本とかのペースで、ゆっくり、じっくり味わって
いきたい感じがします。
良い年は焦らずじっくりといきましょう。


コメント
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