今日はちょっとだけ堅いです。ごめんなさい。
世界中のそれぞれの土地があり、その地に酒が産まれ、育んできた
歴史があります。
長年のお酒の伝統、文化、習慣が根づいています。
そうやってその土地の人たちは生きてきて、またその地を大切に
守ってきたのでしょう。人のつながりもその関係と共にあったのです。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201001/2010012300051
お酒の安売りはダメ!=アルコール規制指針案を承認-WHO(クリック)
この記事、ネット上では「余計な御世話だ」的な感想が多いのですが、
それは本質を見落としているのかもしれませんよ。
老婆心ながら、ちょっと堅いですが、ひとこと書いておきます。
もちろんお酒が安いこと、いくらでも飲めることは消費者としては
ありがたいでしょう。そして飲む量は個人的責任のもとに、大人と
して迷惑をかけない範囲にすべきでしょう。そんなのは当たり前で
すので今さら申しません。
ただ、あまりに安売りの競争の激化で、アルコールに味が付いた
だけのまがいものが氾濫し過ぎています。
ビールでないビール、清酒でない清酒などなど・・・・・。
最近の若者はお酒の愛飲家も減っています。何が原因でしょうか?
私が言いたいのは、競争のあまり、安酒を提供しなければならない
メーカーは、当然安原料なり、安醸造なり、まがいものを造らざる
を得ない状況にあるのです。
本来あるべき「酒」が、本来の形でなく、ゆがんだ形で供給されること
によって、本当のお酒の愛好家が(酔うことの愛好家ではない)が
減って、将来性がなくなってしまう状況が心配です。
その道を志す人にも大いに影響も出るでしょう。
ワインも最たるもので、その土地に根付き、その土地を愛する気持ちや
思いが崩れてしまいます。その気持ちがなければ美味しいワインは
生まれないのですから。
アルコールが好きでない、と思っている若者たちよ、ひとことだけ言う。
本当に素晴らしいお酒と巡り合えば、驚くほど感動を覚えるし、
それは人生にとって良き友となるのです。
一見的見方や、酔っぱらいの愚行がすべて酒のせいではなくて、
飲み手の理性や感性、判断によって、価値が変わることだけは
知っていて欲しいのです。
この規制に反対の思いの方には、上記の思いでいま一度、再考を
お願いしたいと思います。
世界中のそれぞれの土地があり、その地に酒が産まれ、育んできた
歴史があります。
長年のお酒の伝統、文化、習慣が根づいています。
そうやってその土地の人たちは生きてきて、またその地を大切に
守ってきたのでしょう。人のつながりもその関係と共にあったのです。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201001/2010012300051
お酒の安売りはダメ!=アルコール規制指針案を承認-WHO(クリック)
この記事、ネット上では「余計な御世話だ」的な感想が多いのですが、
それは本質を見落としているのかもしれませんよ。

老婆心ながら、ちょっと堅いですが、ひとこと書いておきます。
もちろんお酒が安いこと、いくらでも飲めることは消費者としては
ありがたいでしょう。そして飲む量は個人的責任のもとに、大人と
して迷惑をかけない範囲にすべきでしょう。そんなのは当たり前で
すので今さら申しません。
ただ、あまりに安売りの競争の激化で、アルコールに味が付いた
だけのまがいものが氾濫し過ぎています。
ビールでないビール、清酒でない清酒などなど・・・・・。
最近の若者はお酒の愛飲家も減っています。何が原因でしょうか?
私が言いたいのは、競争のあまり、安酒を提供しなければならない
メーカーは、当然安原料なり、安醸造なり、まがいものを造らざる
を得ない状況にあるのです。
本来あるべき「酒」が、本来の形でなく、ゆがんだ形で供給されること
によって、本当のお酒の愛好家が(酔うことの愛好家ではない)が
減って、将来性がなくなってしまう状況が心配です。

その道を志す人にも大いに影響も出るでしょう。
ワインも最たるもので、その土地に根付き、その土地を愛する気持ちや
思いが崩れてしまいます。その気持ちがなければ美味しいワインは
生まれないのですから。
アルコールが好きでない、と思っている若者たちよ、ひとことだけ言う。
本当に素晴らしいお酒と巡り合えば、驚くほど感動を覚えるし、
それは人生にとって良き友となるのです。
一見的見方や、酔っぱらいの愚行がすべて酒のせいではなくて、
飲み手の理性や感性、判断によって、価値が変わることだけは
知っていて欲しいのです。

この規制に反対の思いの方には、上記の思いでいま一度、再考を
お願いしたいと思います。
