King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

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2023年12月18日 14時07分15秒 | 珈琲
年末恒例の商社の投げを拾う活動ですが、ビックリするような値段の高級豆が出ていますが、そんな豆今さらと言うようなのばかりです。特にペルーやルワンダといったあまり出ない地域の特売など元々高級豆の産地でもブランドでもないことから魅力に乏しく実績もないことから誰も買わないのです。せめてケニアやタンザニアの高級豆かグルメブランド豆ならと言う感じです。しかし、FRBの来季は三回利下げと言う発言から市場では既に円高に振れており120円程度まで下げてくるのではないでしょうか。
となれば高い豆を抱える商社は今のうちに処分しておかないと飛んでもない損失を被ります。特に高級品で品質の安定しているものなら相場の影響で持っているだけでどんどん価値が下がると言う圧力になります。
まあ、そんなわけで今投げを買っても面白くなく余り掘り出し物に手を出して高い買い物になるのは明らかで値崩れも近いと見ました。
それでも今豆屋で売られている味のよい豆となるとインドネシアのガヨとかケニア、タンザニアで流通量が少なく高いままです。
日本のマスコミは依然パーティー券のキックバックを報道してますが、今だ逮捕者も出ず結局どうなるのかも示されません。
近代世界の覇者となったイギリスは産業革命で世界の富を集め一番成功したものの自ら悔い改め奴隷制や植民地支配を解消し、自由と平等にシフトしました。そして世界はヒエラルキーの解放の方向へ向いたのですが、日本で言えば非正規労働者とか勝ち組、負け組といった新たなヒエラルキーに区別されただけと言う状況です。依然ひどい男女差別や民族差別もあるのですが、イギリスのように自ら悔い改めて統治権まで解放するのは珍しいことで、日本では戦争に負けて、アメリカでも戦争の後奴隷解放と多くの血を流して自由と平等を手にしたのです。それなのに格差と言うかたちでヒエラルキーはなくならず未だに戦争もなくならないのです。
これだけ科学やら歴史的解明が進んだのに未だ神に頼り、自らの方向性も見定められないというのも愚かしいにもほどがあります。
かといって日本の食文化に触れインバウンドの力を発揮する人たちは自らビーガンでグルテンフリーともっとも進んだ感覚的な進歩人面をしていますが、人類の進化や進歩が果たして正しいのかはDNAの複製の数の多さで言えば成功でしょうが、採集狩猟時代から農耕定着時代、果ては産業革命と資本主義時代とすすんでも人類の環境とか生活の豊かさ自由度で言えば成功なのでしょうか。
採集狩猟時代一週間に3時間か4時間は働けばよかったそうです。それが農耕時代になるとずっと畑仕事に四六時中張り付かなくてはならず朝から晩まで仕事に就くようになり、家畜によって病気も増えその種類も農業によって死に至る病がましたのです。そして、産業革命では資本により人は働かされるようになるとマルクスは警告し資本主義の罠を指摘していました。そして今AIによってより進化した世界に向かうなかでAIに支配され使われる人類の未来を予想する人々が持続可能な社会と環境を守ろうと声をあげています。更にAI以上の進化もあるでしょうし経済に勝るヒエラルキーも出てくるのでしょう。そう思うと何が人類に幸せをもたらすのか人びとの幸福度は何からもたらされるのかといった研究が重要になるのです。つまりは珈琲一杯の安らぎだったり癒しだったりです。

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