King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

珈琲が飲める季節

2022年10月18日 11時16分49秒 | 珈琲


昨日は秩父地域限定記念通貨があると聞き見に行きました。あると知って探したもののお土産の合間にひっそりとありなかなか気づかないかもしれません。この他七宝のなにか飾りもあるとかでしたがそちらは見つからずでした。夜祭り記念通貨といってもメダルと現行通貨がパックされてるもので夜祭りの絵柄のコインが発行されているものではありません。誰がこんなの買うのというもの。さらにその七宝のなんとかは17万もするというものでさらになんで誰がというものです。昔から切手とかコインとか収集が趣味の王道といわれ毎月のように記念硬貨や記念切手が発行されてきましたが私も不動産の仕事をしていてそういうものがごみとして処分されるのを散々見てきました。昔の小説で身代金の代わりに切手を要求するものがありましたが真贋を鑑定したり換金に問題があり実用的でないのはすぐわかります。私もかつて天皇在位記念金貨を所持してましたが世間で価値が上がったと騒がれたものの持っている満足感とか処分の手間とか結局手放してしまいその後その手のものには手を出すまいと思ったものでした。発行する方も以前の人気がなくなり地方ごととか特色を出したり地域活性化策ということなのでしょうが限定500セットに人々は何を見いだすでしょうか。さて今日訪れたお客様がやっと珈琲が飲めますとおっしやった方の言葉が季節を指したことだったにも関わらず妙に耳に引っ掛かり消え去らないのでした。それは安倍元総理の殺害以来続く統一教会問題のように高騰が続く珈琲に似て先行きの不安を掻き立てるものでした。円安は進んでおり当分は下がりそうもなく値上がりを避けるべく安いものや安くするからという話を受ける度に乗ってきましたが在庫が増すばかりで味がよくて安いものを探す手間も増すばかりです。そんな中珍しくタンザニアのスペシャルティを選べる機会がありました。それも珍しい南部の産地のものが出たのです。当店では当初からタンザニアはスノートップをいれてきました。それだけ安定した品質と味がありかつては安かったのです。そういった品質のいい豆は北部の高地のものが多く、今回もそちらを選びました。インドネシアも中国が三倍買い出すようになり色々様子が変わってきました。ここら辺は説明が難しく簡単に書けません。日本人は独特のマンデリン感を持つようでこれはブルーマウンテンと同じで簡単にただすことができません。私も説明はやめて売ることにしました。前は看板に出すのをためらってましたがマンデリンがあると買われることが多くなりました。タンザニアとマンデリンが飲める秋は確かに珈琲が飲めるいい季節かもしれません。
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