King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

処方箋

2012年02月05日 13時11分50秒 | 日々のこと
日本経済は停滞したまま、貿易黒字もなくなり
主力の電気機器会社の赤字決算も衝撃的な額でした。

もう日本には売る物もなくなってしまったのか。

野田首相はそれでも増税を一生懸命実現すると
至る所でいっています。

まあそれが何年か先に上げるという法案なんです
から悠長な物です。

日本経済再生の成長戦略なんて始めからないのです。

多くのばら撒きや景気刺激策も空振りです。世の中に
お金が出て行かないのです。

将来が心配で預金する人や安心して消費にまわせない
人が多いのでしょう。

地方は過疎になり、日本の人口構成もどんどん高齢化
しています。

だれもが増税の前に公務員の給料を下げろ、国会議員を
減らせといいますが、実現される見込みもありません。

それでは何をすればいいのでしょうか。

昔は山の中に都があったように、山から栄えたのです。

『ピース』を読む前からこのことはしっていました。

しかし、なぜ山奥から栄えたかについては解りません
でした。

それが『ピース』を読み、そんなことだったのかと
思いました。

つまり山を持つ里は資源国だったのです。

昔は燃料でも建材でも全て木でした。日本は国土の
ほとんどが山であり、農地はわずかです。

農業を食える産業にしろとよく言われますが、実際には
機械化が進んで、専業の農家は少なく、一家の労働人口
全てが農業という世帯も少ないのです。

それ以上に山にかかわる産業や市場を拡大すれば、雇用も
生まれ、地方に人口も戻ります。

公共の建物の80%を国内木材を使用しなくてはならないとか
ローンを受ける為個人の建物でも国内木材を使用しないと
いけないという規制をすれば、国内材を生産する産業と
山での就業従事者が増し、国内需要と産業が活性化する
でしょう。

それに合わせて一極集中の首都機能も分散化すべきです。

国会など県庁持ち回りにして各県の県会議室を使えば
いいのです。

無駄な公共事業など我々納税者に決めさせればいいのです。

一票の格差などないがしろにされている我々有権者の権利も
あまりに我々が無関心すぎたからこんなことになっている
いるのでしょう。

例えば、最高裁判所の裁判官は直接有権者が信任を査定
出来るのです。しかし、実際には今までそれが原因で
首になった人はいません。

我々有権者の意識が反映されてこその民主主義です。

まずは色々な無関心をやめることがふざけた国会議員を
減らすことに通じるのではないでしょうか。

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