King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

今月の季節のブレンドは

2024年05月01日 14時43分39秒 | 珈琲
ゴールデンウイークの谷間ですが、色々なニュースが入ります。私のまわりにも結構影響ありそうな事件もあり、さらに円相場の乱高下と見通し不良の展開です。
秋の米大統領選までには円高に振れるのは間違いものの、夏までこんな揺さぶりのなかコーヒー相場は下がりそうもなく国内の処分品はかなり激しい動きになりそうです。
まあ安くても味がよくないものは買わないのですが、今年のアイスコーヒーは思いきってイルガチェフで作ってみることにしました。
昨年水出しのアイスコーヒーは1380円で5パック入りでしたが、この5パックで6リッターのアイスコーヒーができるので大変お得です。
しかし、今年またマンデリンを使ってこのアイスコーヒーを作ると1500円以上でないと売れないことになりそれも今まで通りのスマトラ方式の豆を使うのか最近主流になりつつあるウオッシュドの豆にするのかと大変逡巡があり、丸きリゼロから味一つ一つ取ってみて組立て今年のアイスコーヒーとしました。値段は1200円です。これは大変お得であり、大赤字かもしれません。しかし、季節を感じ珈琲を存分に楽しんでいただくという当店のポリシーから価格を押さえて敢えて昨年より安くをこだわってみました。
味も十分にアイスコーヒーの醍醐味と美味しさを感じていただけるものになりました。
そして、今月のブレンドは『颯颯』です。
今時の風は薫風といった感じで、みずみずしくて清々しいどこまでも澄んでいて体の芯から活力を引き出してくれるような何やら神秘的な香りも感じられて自然の森の精やら木霊やらがこもっているかのような不思議な力まで感じさせます。
だからこの時期人々は海岸線の松林に出掛けたり、低山のハイキングで森に入ったりします。
そんな山奥に行かなくても気持ちのいい新緑の風に吹かれてみたいと誰もが感じるものです。
そう、ゴールデンウイークだからハワイや香港マカオに行かなくてよいのです。
近くの小高い岡に上るだけで薫風香る初夏の空気に触れることができるのです。
それは風だけでなく森の精やら命の源さえ感じさせる清々しい風でしょう。そんな自分の頭のてっぺんから産毛の先まで神経が通うようなイメージを持ってブレンドしました。お楽しみください。
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