King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

薫風

2016年05月14日 10時26分16秒 | 珈琲
芝桜が終わって秩父の春が終わり観光的にも
夏祭りごろまで何もないかのようですが、見どころは
意外といくらでもあります。

渓流釣りをする人にはマス、イワナ、ヤマメとこれからの
アユと楽しみが続きますし、山開きが済み新緑に彩られた
山はまた魅力です。

ここで知られていないひとつの魅力を紹介すると夕暮れの
西の空の美しさです。

これはこの季節の変わり目と夕焼けの美しさは秩父の空の
特徴でもあります。

刻々と変わる日没の空はしばらく何もせず眺めるだけの
価値があります。

ジョギングをしているとこの空の変化と町の風とを感じて
季節を直に感じることができます。

おすすめのコースとしてはミューズパークのサイクリングロード
があります。

ここは様々な季節の花を見ながら走れ、森の風を感じて
走ることができます。

芝桜の季節は終わっても山々には様々な花が咲いています。

今秩父の街にはつつじやアカシアの甘い香りに満ちています。

ちょっと山に行けばもっと珍しいハクウンボクの花も見られます。

この木は近づくと濃厚に薫り、ちょっとした白日夢にいざなう
力があります。

そんな秩父の自然のさまを眺めながらおいしい珈琲を
飲んだらとふと思います。

そんな素敵なテラスを備えたカフェがあったらと常々思ったら
ミューズパークの中に新たにそんな店ができました。

秩父は今色々な店ができています。

訪れればそれなりの発見と楽しみがある路地の街だと思います。

当店もそんな路地に位置して風景を眺めながらのテラス席
などはありませんが、珈琲のあれこれの相談も承ります。

毎日いろいろなご相談をいただきます。

頭痛に効く珈琲とか紅茶好きに受ける味とかあるビジョンに合った
味とか、出会いを演出する味とか注文は色々でかなり詳細を極めて
複雑になることもあります。

今ならこの森の中に吹き抜ける風に集約できます。

この風の中で自分のも同じ風を吹かせるとしたらどんな珈琲か。

そんな向きには季節のブレンド『颯々』があるわけですが、
その他にほろほろと甘いカサブランカやとにかくさわやかな
ブルーレイクなど合う味はいくつかあるのです。

試飲の方も増えていますので、予約をいただくと確実です。

三時までにご来店ください。

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