King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ブラジル試飲に

2018年11月13日 10時09分57秒 | 珈琲

昨日は陽も出ず肌寒い感じでしたが、当店では試飲者が

相次ぎ、週末のガヨ試飲のように高いものを飲みたがる人より

基本の物を飲んでみるという方が多い日でした。

 

面白いのはおいしい物とかスペシャルティの独特の味というより

珈琲を知りたいという人や苦みがあるというものに反応した人が

多く、最近のテレビ局の数字がとれれば他所の局がやっている番組の

パクリも辞さずというスタイルをふと思い出しました。

 

ネットの世界ではパクツイとして嫌われますが、仲間内で盛り上がる

手段としている人もいて一概に悪意でやられているものでもないようです。

 

なぜパクリ番組を連想したかは最近気になる路線バスの番組の事が頭に

あるからだと思います。

 

もともとのルイルイと蛭子のコンビのバス旅が見られなくなり、ファンとしては

気をもむなかそれを狙うかのように似たような路線バス番組を色々なキャラクターの

人がやりますが、本家のしのぐものはありません。

 

この路線バス番組は日本の今を考えさせられる過疎とか地方とか他の

旅番組にない観光地発掘でない人とのふれあいの旅で多くの事を考えさせます。

路線バスは各地で廃線の運命にあり、バスがないところは歩くのですが、毎日10Kを

走る身としては番組の中で歩く姿はそんなもんたいしたことないだろうと思う点も

あり、その後田中陽希のグレートトラバースをみてからは余計その体たらくぶりは

際立ち感じるのですが、まあお年寄りが老体に鞭打ちバスがないがために歩くと

いうのも一つの売りには違いありません。

 

そんな姿と珈琲のより根元的なものを求めて試飲するというものに何か似たものを

感じたのかこの曇り空に一点の日が射すかのような会話を交わすことになります。

 

私の今の野望やら最近の会話は何十年も続く味の話や多岐に渡りますが、AIに絡んだ

人間の進化とか寿命の話になるとこの珈琲の根源の話と重なるところもあり、なかなか

人と話すことにより色々な発展も感じます。

 

地元の人も知らないことを観光の人に話して果たして面白いかという事も私の野望と

重ねると実に面白くなります。

 

秩父の名物ということではみそポテトなどというものが最近はやり観光客の需要が

あるもののその味に接するのにあまりに良い環境がなかったり、観光地の名物というと

他の地に比べ気軽に手にしてしかもおいしいというものもないように感じます。

祭りの湯では温泉と饅頭ということで秩父餅なるものが売れているようですが、

あまりに安易であり、独自性もなくは傍で見ている身としてはなんとしても気の毒です。

 

神田がカレーの聖地になったように、より進化と発展につながるものがこの先現れる

ことを望みます。

 

秩父に最近は新しい店が増えていますが、ドラマ性と秩父の地にマッチして発展する

ものかというと違和感が残ります。増えるホルモン焼きの店があるかと思えば、矢尾

から先の大通りになぜか整体屋さんがずらっとあるというのもなんだかおもしろい現象です。

 

鍼灸院や整体が多いのは年寄りが多いからとばかり思っていたらお客さんには部活動の

故障者など若いお客が意外と多いようです。温泉と整体の癒しと今後はもっと増えるのかも

しれません。


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