King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

巻き返しその三

2024年08月19日 10時15分07秒 | 珈琲
いや、まったく巻き返しなど出来てないのかも知れなくてなんか複雑な朝です。
昨日の朝はなぜかD払いがログインできなくてお昼の買い物やらができなくなって暑さで沸騰する脳内はさらに熱が籠るような状態でうちに帰りすぐに冷却行動をするも次から次に襲うネットトラブルやらカードトラブルに暗澹たる気分にさせられるのでした。
それでも心地よく冷えたリビングのソファという極楽の地でお気に入りのドラマをみて意識がなくなる狭間でたゆたうと脳内の沸点もぬるま湯のように穏やかになっていくのでした。
今朝はまたD払いにアクセスすると何事もなかったようにもとに戻りなんなんだよこいつと一人呟き珈琲をのみいつもの朝になっていたのです。
感じたのは毎日お客様に説明するフルーティーだとかフローラルとかいう簡単なものでなく裏山の小川に流れる水を見つめる自分の気持ちそのもののような味といった風景が現れるも意味や言語化は不可能な世界観です。
しかし、匂いも気持ちもどんどん静かに気持ちが落ち着く情景はまさに今飲んでいる珈琲の世界です。
そして落ち着いてまた心に浮かぶのは一昨日夜のランニングの光景です。
武甲山の上に雲をすかして明るく輝く大きな月があり、ポツポツと降だした雨はバシャバシャと飛沫をあげて辺りを包み雨のカーテンはこれ以上走るなといわんばかりになりました。
それでも空にははっきりと月があり今までなら濡れたついでにそのまま走りとおすのにランペースで走るのが難しくなった今ではこんな雨ではとトイレに逃げ込んでしばらく通りを眺めて雨のなか車に戻る人や傘をさして行き交う人を眺めていたのでした。
結局7、8分そうしていて雨が弱まったのをみてまた影森までは走ろうと走り出したのです。まったくその間雨はやまず歩道は水溜まりに点字ブロックと走りづらく、広くおしゃれに作られたばかりの歩道もそんな感想を持つ人がいることなど知られないんだろうなあと思いつつ影森ベルクで折り返し番場通りを下ってくると雨も弱まりまたポツポツと大粒になり重たく体に当たるのでした。
私が走り通るときには商店街の祭りやイベントは片付け中のまるで他人の振りでいつもの人通りのない通りより白々しいのです。
こんな台風絡みの変な天候も夏の断末魔のようで連日雨に降られていますが昼間は百日紅のはなと夜は白粉花の香りに包まれてぎっちり夏のスケジュールをこなしているようなそんな日々です。
今日飲んだのはクィーンスマトラでした。


コメント
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