King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

きっと来る二度ハゼ

2023年03月04日 10時32分47秒 | 珈琲

最近聞くニュースは違和感を抱くものばかりです。宇宙開発にしろ、軍事費増額でトマホークを買うとか、少子化で子ども手当を作るとか。そうかと思えば学校に刃物を持った男が侵入とか。でも、ここ数年のコロナ禍が世界に及ぼしたことを考えれば、他にやるべきこととか備えるべきこととか世界共通、人類の課題とか山積みなのに武力で他国に攻めるとか古代期のようなことに費やされている資源や労力が全く無駄でおろかさの象徴のようです。日本ではトンネルを掘るのにシールドマシンという巨大なトンネルを掘るドリルで掘りますが、世界では硝酸アンモニウムによる爆破で掘っていきます。日本にある実物大ガンダムとか宇宙ステーションに無人で何トンもの物資を運ぶシステムとか我々世代が子供の頃夢に見たものの実現したものです。子供の時にみたサンダーバードや他のアニメの現実化で空飛ぶ車や携帯電話といったものは実現されました。そんな夢の実現の数々ですが、現在近々実現可能なものに昔みたワクワクするようなものがあるでしょうか。なにか人類がなすべきことに明るい希望やら世界を人類共通のものとするものにブレーキがかかっている気がしてなりません。珈琲の世界でも希少性という方向で売れていたものが本来の質にまた注目する向きもあるようです。ただ今気になるのはモカマタリがまた入荷されなくなった事実で、これが定着するとモカ代替の動きもあるかもしれません。またブラジルの相場が値上がりしていることからアジアの産地の存在も注目されます。最近卵の品不足や値上がりが問題になっていますが、これは珈琲のように収穫量が簡単に回復とは行かないのです。ウクライナの肥料が滞り世界の食料が不足したようにもはや世界は複雑に絡み合っており自国主義とかではやっていけないのです。とかく専制主義の国が増え民族や自分の宗教さえ守られればよい方向にむいていますが、なぜ今までの歴史に学ばないのでしょうか。世界的に珈琲の普及は進んでおりそれは共通する思いからだと思います。その共通するものを心に刻み世界を取り戻しましょう。

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