King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ボッシュ終了

2021年07月19日 18時27分10秒 | 珈琲

どこも行かない日常がつづくなか、もっぱらアマゾンビデオばかりの日々ですが、

お気に入りのボッシュを見つくしてしまい、ついにもう何もない状況です。

ボッシュは本格刑事ドラマで刑事のち密な捜査で犯人を追い詰めていくという

珍しいもので、上司との軋轢や正義を貫くボッシュの姿勢など普通のドラマと

違った良さもあり、結構気に入っていたのですが、最後の方はボスのチーフに

立てついて逮捕にこだわり結局やめてしまうことになります。

この辺の犯人へのこだわりと司法取引と上司の関係などもっと大人でもいいのでは

と思ってしまいます。

彼が逮捕にこだわったので犠牲者の少女の父親も結局命を落としてしまい

何も守れないことになっていて、一方自分の娘が狙われた事件では刺客の

殺し屋を返り討ちにして犯人も逮捕と成果を出しただけに残念です。

 

これなども相棒の不手際やミスから招いたものが結果は好機になったようなもので

ならば結果だけ見れば娘の勤めていた弁護士も命を落とさずに済んだりと

十分に存在感のある働きをしているのに解決済みのギャングの逮捕にこだわる

必要があるのかと思われます。

さらにFBIとの確執もある中、最後の身の振り先に私立探偵の免許申請をするシーンで

後はFBIの身辺調査で問題なければ免許が出ますという係の説明に視聴者は

何か気を揉む台詞で終わってしまうのです。

さて、このシリーズの中でワイアーというテレビシリーズが面白くて一気見した

というボッシュの台詞でそれじゃあみてみようとおもってこれもボッシュとおなじように

ウオッチリストに入れていたけど見てないシリーズでボッシュがいうならと

見てみたら既にアマゾンプライム会員特典から外れていて有料になっていました。

それで見たのが『ターミネータージェネシス』です。

これはジェームスキャメロンの三部作やその後の未来編とも違うもので

監督も別物です。このシリーズ自体35年の歴史があり、改めて作ると

色々と齟齬が出てきてしまいます。

それなのにそれがまた味となっているところが味噌で例えばこれは

驚いたことにアーノルド・シュワルツェネッガーが初代ターミネーターと

して出てくるというまず無理をしており、機械は齢を取らないという

正論に覆っている組織は経年劣化するという説明で未来に旅立つカイル

たちに未来で待っているといい太った爺姿で出てきてしまうという無理を

納得させてしまうのです。

そもそも今回コロナで世界が苦しんでいるように機械が氾濫して戦争を

起こすというのなら人型ロボットで襲う必要なんかなく、人間を狙うウィルスや

DNAで繁殖できないように改変してしまえばよく、人類に核攻撃したり

挙句タイムマシンまで作り攻撃してくるというSF的に無理な展開も繰り返し

過去に戻ったりしてかなり無理が生じているところさらに新展開として

作り出す必要があったのかという感じもするのです。

 

さすがにカイルやサラ・コナーを同じ俳優を使えないというのに

初代のターミネーターだけ無謀にもアーノルド・シュワルツェネッガーを

だしてしまったのかという感じが強くします。

そして新型のT1000もロバートパトリックでなく、なぜかイ・ビョンホンが

出てくる。こうなるとシュワちゃんだけ特別扱いは際立ち、さらに最後に

バージョンアップしたといって液体金属のボディを手に入れて復活するなど

次作にも出る感じが満々なのです。このシュワ起用はジェームズキャメロンの

案だとかで元三部作を意識させて存在感を保ちたいのかと思われます。

それなら最後の溶鉱炉でターミネーターを殺すシーンにならずに違う罠を

作ったり時間軸の分岐という概念を入れたりして次に何が出るのか解らなく

したのか謎が深まります。

 

このあとG・Iジョーを見るのですが、それにもイ・ビョンホンがでており

日本の俳優陣の貧困を感じてしまうのでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨明けと珈琲

2021年07月19日 16時11分21秒 | 珈琲

関東地方の梅雨明けが16日と例年よりは早く明けました。

その前から毎日雷雨があり雷三日という言葉通り、雷の音と雷雨を

三度経験したら次の日にミンミンゼミの声を聴き、梅雨明けのニュースを知りました。

 

雨の中でも走るのが普通になったと思ったら、今度は34度の

空気の中を走るというまた違った困難の中にあり、季節をいつも肌で感じて

いるというのをひとつの自慢としてそれを生かして焙煎しているという売りも

これはなまなかなことではないという切実としたこととしてのしかかるのです。

 

こんな暑さの中でも変わらず注文をいただくのでありがたいことです。

水出しの珈琲も好調です。ただ、最近の豆の値上がりもあり、レギュラー品の

豆も値上がりしていてかといってすべて値上げをすることもできずという

苦しい状況がしばらく続きそうです。

 

そんな中、今までより安くてよい豆もみつけたりして売る豆は出てくるものだなあと

思い、温暖化でまた新しい産地や今まで顧みられなかった地方でも珈琲豆が

作られたりと品質の向上も思わぬところであったりして世界的な危機もどうにか

なるのかという感じです。

 

相場的には世界の珈琲相場はすでにコロナ後の需要回復を見込んで動いていて

高値に向かい、今まで相場よりコンテナ不足ということで物はあるのに物が

来なくて値上がりしている面も相場が追いかけるようにしばらく下がる要因はなさそうです。

 

一方オリンピックは世間の心配とは関係なく進んでおり、埼玉の聖火リレーなど

テレビで一度も流れないのになぜか東京の聖火のセレモニーはなんどもながれます。

 

この差はなんなのかと思いながら秩父では秩父神社からスタートして秩父駅から

秩父鉄道を利用して親鼻からライン下りをしたりと嗜好を凝らしてのリレーも

私は目にしたものが放送されないというもどかしさをいつも感じました。

 

東京五輪なので主役は東京ですが、リレーを行わない東京の模様は都議選で

無観客に世論に反映した模様変化とともに映像となったのに対して埼玉のリレーは

一度も私はテレビでは目にしていません。

 

思えば私が幼い時に見た東京五輪もテレビや映画で華々しく伝え聞くものより

今思えば、何となく後ろ暗いようなもので白黒の当時の映像なども東洋の魔女と

ヘーシンクの活躍とアベベと私も印象がありますが、菅氏が語ったような熱い

物語や感動物語でなく、どれも悲劇的な悲しい物語として記憶され、その後

色々な事実や大人になって聞く後日談なども華々しいものはなく、アスリートの

未来や今のようにスター扱いされることもなく自殺する人やアベベも短い生涯だったりと

決していいことばかりでないのです。

 

ただ、新幹線やら首都高速やらその後の高度経済成長と日本の発展があの東京五輪から

始まったのは間違いなく、五輪と万博と日本の輝いていた時代の始まりが

そのイベントともに記憶にあるのは確かです。だからと言ってバブル以降振るわぬ

日本経済の起爆剤にまた五輪と万博に頼るというのは全く馬鹿げた話で策がない

ばかりか現代というものを理解していない人ばかりということです。

 

そして、コロナによりインバウンドに頼りだした産業も打撃を受ける中、

次の思考もない状況がより混迷を深めています。

 

もともと東京五輪を契機に都内は近代化していくというのはマスコミが作った

ストーリーで実は当時の都内の道路事情とか都市化計画も杜撰なもので下水道

などもなくゴミは海の埋め立てに使われ下水処理されない汚物は羽田沖に船で

運んで捨てていたのだと言います。

あの裸足の王者アベベも東京では靴を履いて走ったというのはそれだけ東京が

未開の地としてとらえられていたのだと思います。当時はオリンピックで連続王者となり豊かになり靴も履けるようになったと前向きに捉えられていましたが、

東京の文化が高くなく道路も安全でなくゴミだらけだから靴を履いたというのが

正しいところでその後ろを日本人が走って二位になったというのはあまり知られて

おらず、その後その選手が不調になり自殺したり、アベベも自国に帰って交通事故に遭いもう走ることができなくなったりと不幸なことは続くのです。

 

ヘーシンクなどもその後日本のプロレスに出てくるもあまり人気がでず、強さも

感じられない存在としてみていて痛々しいイメージしかないのです。

 

重量挙げで最初の金をとったという明るいイメージがあるくらいで菅氏の熱く語る五輪は

その後の経済成長があり出来上がったものであり、今回のように庶民感覚とは

別のところで勝手にやられている感じは始まりの時期が迫るにつれ明らかに

なっています。

 

バッハ会長の歓迎会なども決まっていることだからやったなどという橋本会長の言葉や

マスコミのバッハ会長へのインタビューなども私はただのゲストだと言い放たれるなど

まったく世間離れした出来事を印象付けるのでした。

 

それにしてもバスケットは強化試合にフラスンに勝利するなど今まで五輪どころか

世界選手権にすら参加できないようなものだったのになぜこうも強くなり、

NBA選手も二人いるなどということになったのかと思います。五輪では

グループCでスペイン、アルゼンチン、スロベニアという強いところばかりの

リーグで果たしてトーナメントに進めるのかという状況です。スロベニアは

クロアチアという強豪を破り初出場だけに果たして一勝できるのかという

気を揉む状況なのです。その試合は埼玉で行われこれも無観客なのでテレビで

見るしかありません。さいたまアリーナでは出待ちや入り待ちもできずなんとも

寂しい限りですが、これが有観客の県であればNBA選手を一目見ようという

ファンも多いはず。しかしNBA放送がNHAからなくなり以来見ていないので

ケビンデュラント・ラブぐらいしか知っている人はいないので、もしこれが若手中心なら

もっと興味も湧かない戦いになっていたところで今回ベテランばかり起用と

四連覇を狙う意気込みを感じます。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする