King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

今の時期のかぐらに行ってみた

2014年05月16日 23時59分13秒 | スキー
もうこの時期のかぐらには来ることはないだろうと
思っていました。

かぐらのコブ斜面がハーフパイプのような溝になって
いたことやかつては沢山いたモーグラーという種族も
絶滅危惧種でリフト上から彼らの滑りを参考にする
こともなくなっていました。

しかし、ゴールデンウィークのはざまの熊の湯のコブ滑りが
妙に心に残りあと少しで何かつかめそうな感じもあったり、
何か今まではエッジングの位置や板の先をひっかけて
たわませて足場を作るというように書かれていたことが
実際にどの位置でどういう動作を指しているのかが解り、
それではこの先どうすればいいかという疑問も湧いていました。

さて、調べてみるとかぐらは5月25日までやっているとなって
いて2010年にはこの時期かぐらに行った記録もあります。

今シーズンの滑り納めを久しぶりにかぐらでやってみようかと
思い立ちました。

何もかも値上げで何かと制約はある物の何かこの五月の
空に誘われるように出かけたのでした。

この時期に出かけたのは4年ぶりですが、三国峠を走るのも
随分久しぶりで、雪のなくなった苗場を見たのもまたしかりです。

雪のなくなったゲレンデを見ると思うのは雪というのは実に偉大だ
ということです。

みつまたに道の駅ができていたり、宿場の湯が600円になっていたり、
リフト券などはリフトプラス2で5500円とかなりのお値段です。

9時前のロープウェイに乗れて車は売店のところまで埋まるくらいの
かなりの盛況な感じです。

ですが、圧倒的にスキー客が多く、ボーダーは前より少ない感じ
です。

コブは相変わらずハーフパイプのような溝になっていて、やはり
ずるずると止めて滑る人が多くなっています。

相変わらずコブのスクールやかぐらスクールの別隔離コースは
あり、随分スクールに邪魔されることも少なくなったとはいえ
団体で滑っている人もいてコブのコースに佇んだりして邪魔に
なる人はいます。

ボーダーが笛を吹いてどいてもらうシーンはなんかいつもは逆なのに
面白いなと思いました。

私は一人なので、人が前に居ればラインを隣のラインにしたり、
人のいない方へいない方に移動しました。

逆に人が滑って二ターン後位に滑れば邪魔にもならないし、
邪魔もしないことが解り、なるべく人が滑った後についていく
ことにしました。

板を横にして止める時間を減らすことや板をたわませてターンすること
など課題を次々と意識しては取り入れ、コブの最深部でエッジング
して小さくなってコブの山を越え立ち上がって滑るのをやめそのまま
切り返して板を入れていく感じにすることややってみるとできること
が色々ありました。

かぐらに来れば今の時期コブ以外ないわけで、ずっとコブを滑ることに
なり、何年もやってなかったコブのみを滑り続ける体力があるのか
気になりましたが、4時のリフト終了まできっちりと滑りこれで今季も
終わりかと名残惜しい気持ちが後を引きました。

かぐらのレストランではぶたしゃぶ定食はなくなり、ステーキ定食は
1700円で高くなっていて、お勧めのバラエティセットなる物を注文
しました。

ホテルで残った食材を集めたような内容で、1400円でした。

レストラン内にはかなりの人がいましたが、中には持ち込みの人も
いました。かつてはなかったリュックかけのラックなどがあちこちに
作られていることからシーズン券で昼飯持参も当然いるわけです。

まあ私は今季初めてのかぐらで久しぶりの利用でこの時期滑れる
のを感謝し、高い食事も割引の効かなくなった高速も利用し、温泉も
利用しましたが、トータルしてもたいしたことはありません。

リフトはよく止まりましたが、待たされることもなく繰り返しコブをやり
ずっと一日居られる体力があることも確認できました。

課題や懸念を解決したと思うとまた次の壁が現れるコブ滑りですが、
今の時期のコブでできてもまた来シーズンになると同じ事ができるかのか
疑問もありますが、とにかく楽しくてまた来たいと思ったのが一番の収穫
でしょう。

前回の記述を読むとこのコブを滑っても意味がない様な書き方
でしたから。

またどこかで滑れたらいいのですが。
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