King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

なんかあまり必要ないですね

2013年04月14日 21時55分57秒 | 読書
『55歳からのハローワーク』これは日経の書評でこれは是非と思って
買っておいた本です。


しかし、こういう本に我々世代は何を思うべきなのでしょう。
つまり何を期待してこの本を読むのでしょう。

作家はそれに応えようと諸々の手を尽くしていると思います。

しかし、そんなことはないという出来事ばかりが起きますし、
起きたからと言って別にときめくわけでもこれからの人生により
自信と希望を持って立ち向かえるかというと大いに疑わしいと
言わねばなりません。

つまり何のためにもならないということです。

読んで楽しくなるわけでも、ほんの少し先を見ている先見性も
見られません。

夏目漱石の心などの方が却って腑に落ちるところがあるといわねば
なりません。

昔の小説の方が人の心に寄り添って書かれている気がしてなりません。
コメント
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