★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

皇帝のハーブ・なつめ

2007-10-10 07:29:21 | 木の実


                                        (自動スライドショウ)


中国ではナツメの事を皇帝のハーブと呼んで珍重されているそうですネ

郊外に出ますと古くから地元に居住して居られる方の庭には

年輪を重ねたナツメの木が植えられているのをあちこちで目にします

花は小さく緑色に近い色なので殆ど気付かず過ぎてしまいますが

鈴なりの実が成って初めて花がどんなであったかしら・・・と

今年は花の撮影に成功しました

小指の先ほどの小さな花ですがこの時期になりますと

親指ぐらいの大きな実を鈴なりさせて実の重みで枝全体が垂れ下がっています

実はりんごに似た甘酸っぱい美味しい味です

このナツメで作ったナツメ酒は総合強壮薬酒として日本でも根強い愛用者がおりますネ

抗癌・強心・解毒など数々の薬効があり

何より薬副作用が無い漢方薬として優れた特性があるそうです

サラダ街道の道筋にあるこのナツメの大木は持ち主がないのか

毎年沢山の実がなり畑の肥やしになってしまっています

野葡萄の色変わり

2007-10-09 08:56:54 | 木の実


                                (自動スライドショウ)  栽培されている野葡萄




野葡萄が色付いて山野のあちらこちらで見られるようになりました

実は渋くて食べられないと聞いていますが試食した事はありません

このノブドウを根こそぎ引き抜いて天日で乾燥させ焼酎漬けにしておくと

糖尿病、肝臓病、腰痛・関節痛などに効き目がある薬用酒になるそうですヨ

塩尻は葡萄の産地で有名ですが

葡萄棚の一角に薬用の利用目的で野葡萄が栽培されている処があります

消毒されていますので害虫は巣くいませんが

山野に自生する野葡萄にはブドウタマバエなどの昆虫が入る事で

こぶの様な形に変形して瑠璃色に色変わりするものもありますヨ

下の野葡萄は葉が三裂している種類で花が終わると間もなく赤い実になり

秋の深まりと共にそれぞれの実が個性的に色変わりしていきます







山野に自生する野葡萄
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里の秋(庭で見つけた実)

2007-10-08 09:30:26 | 木の実
気がつけば我が家の庭でも小さな実が成っています

画像にマウスを置いて春先咲いていた花も合わせてご覧下さい



シロヤマブキの実

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ルイヨウボタンの実

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すずらん

<すずらんの花束

  

☆画像にマウスを置いて見て下さい スズランのブーケが見られます

            (クリックで元に戻ります)





小さな秋の花

2007-10-07 08:50:05 | 季節の花






華やかな花の時期も終盤を迎え

どこか哀愁を帯びた小さな秋の花を見かける様になりました

赤い可憐なマルバルコウソウや萩の花も

一つ一つは小さな花ですが群生している様子は心魅かれるものがありますネ

関屋のアキチョウジはその昔 箱根の番小屋付近に多く咲いていてこの名が付いたそうですネ

久しぶりに安曇野のロックガーデンに出かけてみましたら

まるで造花のような葉に斑が入った珍しいアザミや極小の細葉・姫タムラソウに出会いましたヨ






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紫の澄んだ色が印象的な関屋の秋丁子
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★ このスライドショウはnon-nonさんのソースをお借りしています




季節の生菓子

2007-10-06 08:07:17 | 思いつくまま







朝晩 涼しさを通り越して寒さを感ずる様になってまいりました

松本の老舗のお菓子屋さんには風情ある秋のお菓子が並んでいます

まるで芸術品のような色合いの美しさ・妙・形どり に心打たれながら

四季のある日本の美に感謝しつつ美味しいお菓子をゆっくり賞味させて頂きました

その昔は茶席でもよく使わせていただきましたが

今のこの時期 荒熱を飛ばして一肌の温度でこっくり入れた煎茶がとても似合います

あなたのお好みのお菓子はどれでしょう?






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山の幸・きんとん
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★ このスライドショウはnon-nonさんのソースをお借りしています





洋種ヤマゴボウ

2007-10-05 07:38:03 | 高原
日本全国何処にでも見られる洋種ヤマゴボウ(ヤマゴボウ科)は北アメリカ原産の帰化植物です

数年前から八ヶ岳高原・ペンション村近辺の林の淵で大繁殖しています

その昔 このあたりは綺麗な野葡萄の色変わりしている様子が見られる

とても風情ある場所でした

季節の訪れを楽しみにして秋には何度か訪ねていた場所ですが

野趣あふれた野ぶどうは今はすっかり消えて

何処もかしこも洋種ヤマゴボウばかりです

そればかりか妨げるものが無く 年々繁殖の範囲が増えています

花や実を見ると とても綺麗なのですが・・・

あまりの繁殖振りに生態系を変えるのではないかと心配しています








     (自動スライドショウ)

秋海棠の花

2007-10-04 07:24:39 | 季節の花
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                                        (5枚画像オンクリックスライドショー)




我が家のあまり陽当りのよくない中庭に今年も秋海棠の花が咲いています

よく見ると雄花と雌花では雰囲気が少し異なります

長~く垂れた枝先で濃いピンクの三角形の子房の下に咲いているのが雌花です

花びらに見えている形の大きなほうはガク片で雌雄とも2枚ありますネ

形の小さな方が花弁で雌ばなは1枚 雄花は2枚あるのがわかります

身近な植物も観察すると本当に知らなかったことが多くあり面白いですネ

秋海棠は種で増えるのでしょうか

気がつけば中庭いっぱいに増えて枝葉を自由に伸ばして飛び石を覆い隠して咲いています

風に揺れながら咲いている様子を見ていると きまって島崎藤村の

「雲の行方」と言う短い詩の中に登場する秋海棠の花を思い出してしまいます



「雲の行方」

庭に立ち居でただひとり

秋海棠の花を分け

雲ながむれば行く雲の

さらに秘密を開くかな




☆ シュウカイドウの種が出来たところ


カンテンぱぱガーデンの秋の花

2007-10-03 07:23:55 | 季節の花
秋雨前線の影響で連日雨模様の日が続き涼しさを通り越して寒さを感ずる信州です

カンテンぱぱガーデンの花達もすっかり秋の名残の花になりました

珍しいことにゲンノショウコが赤白両方咲いているのが見られましたヨ

信州の私の身近な山野では主に白のゲンノショウコが群がって咲いていますが

赤花は殆ど見られません

葉を見なければ姫フウロソウと見まごう程愛らしい姿ですネ

複数のblogで関西から西は赤いゲンノショウコが多く見られると紹介されていました







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釣船草・ツリフネソウ科
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★ このスライドショウはnon-nonさんのソースをお借りしています





久々の水彩画

2007-10-02 08:07:02 | 水彩画






お馴染みのパソコンで水彩画をお描きになるミスター靖さんから

なんとも雰囲気のあるハツユキソウとスイレンの水彩画を送って頂きました

猛暑で少し体調を崩され水彩画を描く事から遠ざかっておられたそうですが

このところの涼と共に徐々にお元気を回復されているそうですのでご安心下さい

久々のミスター靖タッチをお楽しみ下さい

スイレンの池の水の色が涼しげですネ

今となっては懐かしささえ覚えます

このスイレンの水彩画は旧「高原の散歩道」

現在は 「軽井沢からの手紙」 月の兎さんのblogを参考にされ描かれました
















夕顔の花

2007-10-01 08:06:15 | 季節の花
今日から10月ですネ

昔から月替わりと同時に衣替えの目安になっていますが

今年は寒いくらい急に涼しくなって 抵抗無く冬物に入れ替えが出来ますネ

我が家からウォーキングで少し郊外に出かけると自家菜園の畑があります

地面を這う様に咲いている長夕顔の白い花を見つけました

夕顔には丸い形と長い形の実がなる種類がありますが

私の身近で見かけるのは長夕顔ばかりです

花には雄花と雌花があり よく見ると少し様子が違います

夕顔は文字通り夕方近くから開花が始まり朝には枯れてしまう花ですから

時間帯を狙って出かけないとなかなか開花した花を見ることが出来ませんが

タイミングよく丁度開花したばかりの夕顔の雄花と雌花に出会えました

少し花芯の様子が違うのが判りますか?

昨年は長い 実の成っている様子 もご紹介しています

夕顔の実は癖が無く色んなお料理ができますネ

夏場は冷蔵庫で良く冷やしたお料理にも向いていますし

この頃のように寒さを感じる時は熱々のお料理も良いですネ







雄 花








雌 花 (花の下に小さな実になる部分が見えている)








 夕顔を使ったの料理のレシピー